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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

アナログ放送終了はTVがメディア主役の終焉を促進する?

2006-06-05 17:56:51 | IT
アナログテレビ2011年で終了、知っている32% (読売新聞) - goo ニュース

デジタルになってどうのこうのと盛んにCMでもやってるね。
デジタルになるのは知っていてもアナログ放送が終わることは知らない、ということかな。

蛇足だが、「デジアナ」はいただけない。
デジアナとはデジタルとアナログの意味で、時計などでは商品名になっているし、
デジアナ変換(DA変換)なんて用語もある。
当然だが、アナデジ変換(AD変換)もあるし、デジデジ、アナアナだってある。
自分らの都合で勝手な用語をひねり出さないように注意してもらいたいものだ。

ところで不満の中に「思ったほど画質がよくない」というのは、
きれいに見える受像機を使ってないんじゃないかという気もする。

「ハイビジョン番組が少ない」はいずれ解消するのかもしれないが、
「ハイビジョンで見たいと思える番組が少ない」という回答はなかったのか。

今のTVのコンテンツなら別にハイビジョンじゃなくても、3倍速録画程度でも十分だ。
もちろんきれいに見えるに越したことはないが、きれいに見えるべき内容になっているか。
高い機材を使ってただでさえ高い制作費がぐんと上がることはないのか。
余計なお世話だって?
それがCM料金の高騰=商品価格への反映、あるいはCMが多くなる、
あるいは受信料値上げにならないか。
それとも内容を低廉化して、安上がりに作るかだ。

今のTV関係者の言動を見ているとアナログ放送終了に関する危機感は、
周知不徹底くらいのものだろうが、甘い!と思えてならない。

私の予測ではTVを見る人がだんだんと減っていくんじゃないか、
見るにしても時間数は大きく減少するんじゃないかと思うがどうか。
つまり、TVがいつまでもメディアの主役でいられると思ったら大間違い。

規制に守られてリスクもないけど、冒険もできない、どこをとっても金太郎飴。
今のままのTV局ならアナログ放送終了を待たずしてジリ貧、
終了がきっかけでTV放送を見るのをやめる人続出、だと思うがどうか。

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