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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

相対する良し悪し

2015-04-13 19:22:03 | 観察
先日ラジオを聴いていると、パーソナリティの方が、

アナログとデジタル、(何とか)と(何とか)、など、
「そうたいする」なんとかかんとかに・・・

と言われた。

原稿が「相対する」と書いてあったんでしょうけど、
それってこの場合は「あいたいする」でしょ、と突っ込んでしまった。

同じ字でも読みが違うと意味も変わってしまうことは良くある。

よく例に挙げられるものとして「分別」がある。

ふんべつ、と読めば、物の道理がわかっていることだし、
ぶんべつ、と読めば、区別する、または仕分けすることになる。

似たような例で「良し悪し」
こちらはTVで、「何々の良し悪し」というところで
「よしわるし」と言われたのがすごく気になった。

「よしわるし」という使い方もあるようだが、
「よしあし」と「よしわるし」は、用法が違うという人もいる。

個人的には(よし)ときたら(あし)でしょ。
(わるし)という言い方そのものがなじまない。
敢えて言うとすれば「いいわるい」だろうと思う。

ただ、言葉は変化するものであり、
いつの間にか誤用が誤用でなくなってどちらでもいい、
どちらも正しいとなってしまうこともよくあるので、
絶対的に間違いとも言い切れない。

例えば、「ちょうふく」と「じゅうふく」、「せろん」と「よろん」
「ういまご」と「はつまご」、
「ういざん」と「しょざん」最近は「はつざん」という人もいるらしい。

最初に書いた相対する(あいたいする)も(反対の)の意味で
(そうたいする)と言うこともあるようだ。

そこは、あいたいする、でしょ、と突っ込まれたくないなら、
原稿を「相反する」(あいはんする)と書いとけ、と思ったけど、
こちらも「相反」(そうはん)という熟語があるから
(あいはんする)を(そうはんする)と読むようになっちゃうかも。
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