上野の国立科学博物館で開催されている、 『アンコール・世界遺産ナスカ展・地上絵ふたたび』 のチケットをもらったので、昨日、母と行ってきました。
平日なのに上野は人がたくさん歩いていて、
「どこへ行くのか、ひとりひとり聞いてみたい」 と、母が言いました。 (聞かなかったけど)
ナスカ展、幅広い年齢層で混んでました。
地上絵の写真などの他に、展示の多くは壺でした。
それとミイラ。
見ている人たちが 「壺の絵、鮮やかな色が未だ残ってる。すごいね」 などと感想を述べ合う中、
私が見た中で一番の若い子は、「ママ、もう帰ろうよ~」 という感想を言っていました。
壺の絵の中に、ジャニーかわうそさんのご先祖様がいらっしゃいました。
写真は撮れないし、図録をスキャンするのもいけないだろうから、図録を模写しました。
ヌートリアまたはカワウソ
そして、こんな絵も。
戦士
解説に、
「頸付きの壺に正面を向いた戦士たちが描かれ、彼らの手には槍と投槍器(アトラトル)が握られている。 武器を持たない裸の男は、これから斬首される捕虜であろう」
と、書いてあります。
右が戦士で、左が捕虜らしい。
これを見ていた20歳前後の女性が友達に言いました。
「ねえねえ、この人これから首を切られちゃうんだよ。 のんきな顔してる場合じゃないんだよ」
ホントにそうよね。
ユーモアを感じる絵やデザインに、
「大昔も章魚庵さんのような芸術家が、自分自身も楽しみながら作ったのかな~」 と思いました。
お昼は館内のレストランに行きました。
昨日は幼稚園の遠足が多かったんだけど、幼稚園児の団体は保護者なしでレストランでナイフとフォークで食事してました。
たいしたもんだ。
うちの子が通ってた幼稚園だったら、食事が出てくるまでにあちこちでナイフを持ってチャンバラが始まったと思います。
ところでナスカの地上絵ですが、温暖化により保存が難しくなっているそうです。
ナスカ展は今月24日までです。
最初、うっかり 『アンコール・世界遺産ナスカ展・痴情絵ふたたび』 と書いてました。
アップする前に気付いて直せて良かった。
痴情絵だとどんな構図が描かれるのだろう…。