峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

H・N 一休さん 作 『詩・それは静かに始まる』

2008年04月09日 15時10分57秒 | 人のフンドシでブログを書く

     それは静かに始まる(一休・詩)

    ひとつの命を生きるのだと
   今宵 誰かが 静かに歌い始める…

   お前のひとつを 生きるのだと
   静かに ひとつの 歌が始まる

   (大切なことは)
   深層海の流れのように 緩慢で 
   何万光年もの 星々の生死のように
   永遠にも似て 静止して見えると
  
   (大切なことは)
   激して 語られることが無くて
   実は 誰にも せかされてはいない

   けれども 絢爛と、豪華に、豊かで、多彩に   光満ちて
   何千億もの命が 既に 始まっている…

   そこは とても知りえない謎に満ちている

   私達の物語は まだ始まったばかりなのだと



上の詩は、2007年1月1日の記事のコメント欄に、一休さんが寄せて下さった詩です。
今月4日にお孫さんが誕生したお祝いに、ここに改めて掲載します。
(書いた本人にプレゼントって、どうよ? まあ、いいや。

そのときのコメントも、合わせて御覧ください。
微笑ましいです。



画像は、そこで次々と星が誕生しているという、オリオン大星雲です。(ハッブル望遠鏡)


※ なお、一休さんとはコメント下さる一級建築士の方のハンドルネームです。(人気記事に入っていたので一応追記)