峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

大人になってから見たもの

2020年08月06日 16時32分22秒 | 不思議だったり、そうでもなかったりの話
それは、三男がまだ赤ん坊のときのことでした。
当時、私と三男は、一階の和室で寝ていました。

夜中にふと目を覚まし、床の間を見ると……

白っぽい透明の、なわとびロープのようなものが浮いていました。
(私の技量では透明っぽく描けませんでした)

「なぜ、あんなものが宙に浮いているのだろう」
不思議に思いながら、まじまじと見つめました。

夢ではなく、目は完全に開いていました。
幻と思えない。実体としか言いようがないほど、
はっきりと見えました。

しばらくすると、白いロープは消えました。

私が思うに、たぶん、
目は開いていたけど、脳が寝ていたのだと思います。
子育てで疲れ切っていた頃だというのも、関係あるのかもしれません。

幻覚って、こんな風にはっきり見えちゃうもんなんだなー。
と、ちょっと不思議な気持ちでした。

幻覚を見たのはこのとき一度だけです。
床の間は、その後、子どもたちのゲームソフトやオモチャ置き場と化して、
とてもじゃないけど、なんか浮けるような空間ではなくなりました。

しかし、もしかするとアレ、白蛇とかで、
片付けると金運アップしたりして~。

と、欲に目が眩んで、
この床の間をやっと片付けたのは昨年でした。

もしも、もしもですよ。
床の間に、何か不可思議な存在がいるならば……。




猫のお気に入りの場所にはなんないわよね。