夏の雨

田園風景、自然大好き。
マイペースでバードウォッチングを楽しんでいます。

めぐり逢わせのお弁当

2014年09月07日 11時20分26秒 | 日記


めぐり逢わせのお弁当観ました。

2013年 インド・フランス・ドイツ合作

監督 リテーシュ・バトラ

出演 イルファン・カーン 
    ニムラト・カウル
    ナワーズッディーン・シッ


インド随一の商業都市ムンバイ。
夫の愛情を取り戻すために腕によりをかけてお弁当を作り、配達人に託すが、誤配で夫には届かず定年間際である保険会社の孤独なサラリーマンへ配達されてしまう。
見ず知らずの2人は翌日からお弁当を介して文通を始める・・・。

まず、興味深かったのが、インドのお弁当配達システム。日本ならば各家庭で作られたお弁当は食べる本人が持って行き、持ち帰る。配達だったら業者さんから買っているものが一般的。
ムンバイでは、家庭と職場を結ぶ弁当配達のシステムがあり、120年の歴史があるらしい。配達人は役5千人、1日20万個のお弁当が、自転車や列車でリレーされて、誤配はまずないらしい。
そして、食べ方もお弁当箱から直接食べたら良さそうなものですが、一部お皿に開けたりしていましたね。
五段のお弁当も日本の感覚からいうと豪華~という感じですけが、一個はいつもカレーのような物が入っていたので、平面的に盛り付けるおかずの多い日本とは容器が違ってくるのでしょうね。
それから、電車の中で堅い表紙のついた書類をまな板にして野菜切らないでしょ?普通は。究極の時短方法

さて、映画のお話の方ですが、イラといざ逢うという日にサージャンは髭を剃り、その時に自分の父親?の臭いがしたと・・・。イラとの年の差があり身を引いて会わなかったわけですが、上手い表現をしたなと思ったのですが、私だけ?
それでも、イラはサージャンの職場を探し出し、会いに行くもすれ違ってしまう。
何ともほろ苦い。
「間違った電車に乗っても・・・」の言葉からするとこの物語の先には希望が・・・。と思いたい

ブータン(国民の幸福度が高いという)、数年前に日本でも話題になっていた国。すっかり忘れていましたが、久々に聞きました。