微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

高齢者の立ち上がりから歩行介助について

2024-08-16 11:52:53 | 介護
外はお湿りがあり少しだけ涼しくなっています
高齢者の方は立ち上がりから歩行に移行時にふらつきや転倒が見受けられます
これは椅子等に座っていて足が軽く拘縮しているからだと考えます
立ち上がり時に腰をさ支えて介助しますが立ち上がってからすぐに歩こうとするのではなく少し時間をおいて足がほぐれるのを待ちます
歩けますかと一声かけると良いでしょう
筋肉がほぐれているのを確認してから横に立って歩行に付き添いますが歩き始めは要注意ですね
ふらつきがあっても支えられるように横につき腰に手を添えると良いでしょうく。手や手首を持っての歩行介助は転倒時やふらつき時に体重を支えることは困難ですし、ご本人の手首を痛めてしまいます。
高齢者の方パーキンソンの方の立ち上がり歩行介助はゆっくりと立ち上ってからもすぐに歩くのではなく一呼吸おいてから歩行介助すると良いでしょう
コメント (2)
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ケアマネ不足

2024-08-11 14:47:15 | 介護
ケアマネジャー不足と言われて久しくケアマネジャーの平均年齢は54歳で60代のケアマネはざらで70歳を過ぎても現役でケアマネを続けている人も増えています。
ケアマネジャーはその人にあった介護を計画していく専門職です
私は施設ケアマネですので施設内で介護職、看護職、管理栄養士や嘱託医とともにその方が特養で暮らして行くにあたってどのようなサービスを提供すればその人らしく生きれるかを検討してプランニングしていきます。特養の目的として自立支援がありますあります。
それぞれの専門職の意見を元に少しでも自分でできることを増やせるようにとプランしていきます。
例えば入ってきた時は寝たきりで日常生活全てに置いて介助が必要な方でも何かご自身でできることはないかを観察していきできるを増やしていきます。お一人お一人に目標を設定して目標設定のためのサービスを計画していくのです。
なのでケアマネジャーは介護、栄養、医療、薬剤、福祉制度等の様々な知識が必要となってきます。そのための研修制度もありまたできるだけより良い介護を提供するために自主的にも様々なサイトに登録するとともにメーカーや専門職のためのオンライン研修に参加しています。おかげで人のケアにおける様々な知識を得ることができています。医療や介護における知識は日進月歩で進化しています。研修で得られた情報を多職種に伝えてより良いケアに繋げて行くのも私の仕事かなと思っています。このようにケアマネジャーは介護におけるその人にあったケアを提供するためのプランニングをするとともに的確なケアが行われているかを検証して多職種により良いケアの方法を提案したりその人の状態の変化に合わせたケアを提案もしていきます。行き当たりばったりのお世話ではなく、目標と目的を持って最期の時までその人らしく生きるを支援していくための計画と検証をするプロがケアマネジャーです。今の介護保険制度では無くてはならない職種なのですが不足しているのです
ケアマネジャー資格試験の難しさはもありますが求められるスキルに対しての対価が低いと言うこともあるかと思います。ケアマネジャーが探せないとより良いケアを受けることは困難にもなりそうです。介護職もそうですがケアマネジャー不足も介護難民増加の原因のひとつになりそうです

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ケアマネジャー不足

2024-07-26 17:19:39 | 介護
介護職員不足による施設の閉鎖が増えていることを書きました。倒産も増えているようです。
ケアマネジャーも不足しているのです。施設ケアマネジャーでないケアマネジャー(居宅)の役割は自宅等で暮らす介護を必要とする高齢者の方にその方の生活を支えるために必要なプランを作成するとともに必要な事業者を手配したり橋渡しをしたりするとともにプラン通りに介護事業者がサービスを提供しているかチェックをしたり要介護認定の変更の申請をしたりと自宅等で暮らす介護を必要とする方を支えるたいせつな職種です。
施設ケアマネジャーは施設で暮らす入居者の方が最後までその人らしく生きるための計画をそこで働く介護、看護、管理栄養士等の意見を聞きながら立て、計画通りにサービスが提供されているか確認したり、介護認定の更新や認定調査の代理をしたりと施設で暮らす入居者の方を支えるたいせつな職種です
平均年齢が54歳なのは現在の給与体系では介護職の方が総支給額が高くいろいろと雑務も多くて大変割には賃金が低いので介護職種の憧れる職種ではなくなってしまったからです
私がケアマネジャーに合格した時の合格率は19%でした。ケアマネジャーには生活を支えるための様々な知識が要求されます。介護保険制度はもちろんのこと、後見人制度や医療やお薬、栄養関係等人の生活全般の知識を要求されます。また五年に一度は更新研修を受けなくてはならずそのための費用はテキスト代や更新申請のための費用も含めると5万円を超えます。それに加えて約90時間の研修時間がかかります。これは介護保険制度も変更されますし、その他こともどんどん新しくなっていくので介護全般に関わるケアマネには相当の知識を要求されるからです
これだけ大変で介護関連職で唯一5年毎の更新研修やそれに付随しての費用や拘束時間かかるに関わらず見合った賃金が提供されていないからですね
最近ではケアマネジャーに合格しても介護職にとどまり介護職として身体がついていかなくなったらケアマネジャーになれば良いとも言われる始末です。
今もすでに介護現場の崩壊は始まっています
2050年には役割400万人の介護難民が出ると予測されています
細く長く生きることを目指すよりも太く短く楽しく生きる人生が良いかもしれませんね
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