特養では虐待防止や身体拘束廃止、事故防止の研修がそれぞれ年2回義務付けられています
その他にも感染症、褥瘡、認知症、BCCの研修も義務付けられておりほぼ毎月何らかの研修レポートを書いています。特に施設内の事故はどれだけ気をつけても無くなることはありません
入居者の方に一日中ベッドで寝ていてもらえれば事故は減るかもしれませんがそういうわけにもいきません。それぞれの人格や人権を尊重しその人らしく生きていただくにはできるだけの自立支援を支援していくからです。生活全般のできることをやっていただくのですが少ない職員でお一人お一人につくわけにはいかず、特に認知症の方においては危険予測能力の欠如も見受けられます。歩いていれば転倒のリスクがあり
食事をすれば詰め込みから喉を詰まらせたり、ベッドからの転倒もあります。自立支援と事故防止は相反するものがありますがそんな中でいかに事故を未然に防ぐかを話し合います。公費での施設運営では雇える職員も限られています。限られた人数の職員でいかに事故を未然に防ぐかは永遠の課題かもしれません
その人らしく生きるを支援する
そのためにお一人お一人にケアプランを作成しケアプランを元にお一人お一人の介護計画やリハビリ計画等を作成していきます。
認知症があっても多職種でその人らしく生きるを支援していくのが特養の支援だと思っています。