今回は少ない版数で
多様な表現ができる事を学びました。
1枚の版でもグラデーションやマーブリング技法で
魅力的な画面を作れますが
オープンスクリーン版を併用する事で
表現の幅が何倍にも広がります。
カッティングシートを使用すれば
インクをのせたい部分だけを刷る事ができます。
また、力加減でインクが擦れるなど
シルクスクリーンの味わいを楽しめます。
講座で使用するインクは透明のため
下に刷った色が上に刷った色に影響します。
最終的にどのような色になるのか想像しながらの作業となります。
時々、予想もしなかった
綺麗な色や不思議な色が生まれる事があり
刷り作業中はワクワク・ドキドキ・・・。
この日は
各自、興味を持った技法で刷り見本を作成し
ファイルに綴じて授業を終えました。
ファイルは
次回からの自主制作に活用していただきます。
記:清田もえ子
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・