前回では列車の名前を間違えていたようだけど、何でもよく知っているM下君がコメントで訂正してくれているので、細かいことが気になる人はそちらを参照のこと。
僕らの乗った特別臨時列車は秩父鉄道スタンダード仕様の3両編成。その最後尾車両に乗っていたのだが、広瀬川原駅では先頭車のしかも前2箇所のドア分しかホームがない。そこで先頭車より順番にぞろぞろ降りるわけだが、最後尾に乗っている僕らが降りるのは当然最後だった。降りてすぐ臨時ホームを撮ろうとしたら、何故かさっさと片付け始めていた。
見ての通り、車両のフロアの高さとドアの開放間口の幅に合わせた足場と、取り外し可能な階段。これが2組あって、広瀬川原臨時駅のホームの全てなのだ。
降りてすぐ、構内に並んで停まっている貨物列車牽引用電気機関車。いやぁ空が青い。一段アンダーで撮影するとこんな感じに青が強くなる。左の2台がお馴染みの青塗色で、右端の1台は茶色の旧塗色に塗り直されている。
動輪と、パレオエクスプレスの牽引機C58の尻。蒸気機関車のボイラーには火が入っていて、煙突からもくもく煙が出ている。牽引機関車がここにいるので、今日はパレオエクスプレスはお休みだ。客車の方は少し離れた別な線路で、休憩室として開放されていた。
例によってこの3人組がお出迎え。埼玉県のマスコット「コバトン」と秩父鉄道のマスコット青い「パレオ」とピンクの「パレナ」。パレナは、パレオ君のガールフレンドだ。後ろの黄色い犬はふわふわの遊具。
売店でこんなのをやっていた。秩父鉄道硬券切符つかみ取り、1回300円。しかもおみやげ付き。おみやげは桜まんじゅうが一箱だった。まんじゅうだけで軽く元を取っている。
当日は秩父鉄道の不要品即売会があり、コアな鉄道ファンはむしろこちらの方が目当てのようだ。1点モノのヘッドマークが12000円からと結構良い値段だが、どんどん売れていた。サービスの一環で、購入したヘッドマークをこうして電気機関車の前面に取り付けて撮影させてくれた。実際の牽引機ではないが、数々のヘッドマークがとっかえひっかえ飾られ、その度に撮影の鉄が群がる。
C58にもヘッドマーク。さすがに全身真っ黒のこいつをアンダーで露出すると、真っ黒に潰れてしまうので、逆に1段オーバーで撮影。おや、去年と形が変わっている。
さて、どうしようか、書くべきかどうか悩んだが、やはり書いておこう。
この機関車を撮影しているとき右手の方で撮影していたおっさんの一団から「邪魔だ、どけ!」と大声で怒鳴るのが聞こえてきた。怒鳴られたのは機関車のすぐ手前で撮影していた親子で、子供はまだ小学校の低学年くらいだ。写真を見てもらえれば分かるが、危害防止で張られているロープがあり、親子が居たのはその外側。つまり居てのも良い場所だ。確かに子供を連れた親が、子供の良い写真を撮りたくてもたもたと長いこと撮影している姿もよく見るし、それが少し迷惑なときもあるが、それにしたって禁止されていない場所にいる人に「邪魔だ、どけ」と怒鳴って良いはずはない。この行為はお願いや注意ではなく「脅し」だ。僕は丁度ファインダーを覗いていたので、声が聞こえてすぐにその方向を見たが、そこにいるおっさんの一団の中の誰が怒鳴ったか分からなかった。もう一度怒鳴ってそれが誰か分かったら、締め上げて子供に謝らせてやろうと思ったが、2度目はなかった。その親子が逃げるようにいなくなったからだ。こんな子供の多いお祭りの会場で「人の写っていない車両」の写真を撮ろうというのがそもそも間違いだ。そんなのが撮りたかったら自分で金を出して車両を貸し切って、自分だけで撮れ。子供にはきっと嫌な思い出が一生残ることだろう。最近撮り鉄のモラルの無さ(低さではない「無さ」である)が問題になっている。良識がある、人並みにモラルのある鉄道ファンは、現場でどんどん注意するべきだ。すでに僕はやっている。
僕らの乗った特別臨時列車は秩父鉄道スタンダード仕様の3両編成。その最後尾車両に乗っていたのだが、広瀬川原駅では先頭車のしかも前2箇所のドア分しかホームがない。そこで先頭車より順番にぞろぞろ降りるわけだが、最後尾に乗っている僕らが降りるのは当然最後だった。降りてすぐ臨時ホームを撮ろうとしたら、何故かさっさと片付け始めていた。
見ての通り、車両のフロアの高さとドアの開放間口の幅に合わせた足場と、取り外し可能な階段。これが2組あって、広瀬川原臨時駅のホームの全てなのだ。
降りてすぐ、構内に並んで停まっている貨物列車牽引用電気機関車。いやぁ空が青い。一段アンダーで撮影するとこんな感じに青が強くなる。左の2台がお馴染みの青塗色で、右端の1台は茶色の旧塗色に塗り直されている。
動輪と、パレオエクスプレスの牽引機C58の尻。蒸気機関車のボイラーには火が入っていて、煙突からもくもく煙が出ている。牽引機関車がここにいるので、今日はパレオエクスプレスはお休みだ。客車の方は少し離れた別な線路で、休憩室として開放されていた。
例によってこの3人組がお出迎え。埼玉県のマスコット「コバトン」と秩父鉄道のマスコット青い「パレオ」とピンクの「パレナ」。パレナは、パレオ君のガールフレンドだ。後ろの黄色い犬はふわふわの遊具。
売店でこんなのをやっていた。秩父鉄道硬券切符つかみ取り、1回300円。しかもおみやげ付き。おみやげは桜まんじゅうが一箱だった。まんじゅうだけで軽く元を取っている。
当日は秩父鉄道の不要品即売会があり、コアな鉄道ファンはむしろこちらの方が目当てのようだ。1点モノのヘッドマークが12000円からと結構良い値段だが、どんどん売れていた。サービスの一環で、購入したヘッドマークをこうして電気機関車の前面に取り付けて撮影させてくれた。実際の牽引機ではないが、数々のヘッドマークがとっかえひっかえ飾られ、その度に撮影の鉄が群がる。
C58にもヘッドマーク。さすがに全身真っ黒のこいつをアンダーで露出すると、真っ黒に潰れてしまうので、逆に1段オーバーで撮影。おや、去年と形が変わっている。
さて、どうしようか、書くべきかどうか悩んだが、やはり書いておこう。
この機関車を撮影しているとき右手の方で撮影していたおっさんの一団から「邪魔だ、どけ!」と大声で怒鳴るのが聞こえてきた。怒鳴られたのは機関車のすぐ手前で撮影していた親子で、子供はまだ小学校の低学年くらいだ。写真を見てもらえれば分かるが、危害防止で張られているロープがあり、親子が居たのはその外側。つまり居てのも良い場所だ。確かに子供を連れた親が、子供の良い写真を撮りたくてもたもたと長いこと撮影している姿もよく見るし、それが少し迷惑なときもあるが、それにしたって禁止されていない場所にいる人に「邪魔だ、どけ」と怒鳴って良いはずはない。この行為はお願いや注意ではなく「脅し」だ。僕は丁度ファインダーを覗いていたので、声が聞こえてすぐにその方向を見たが、そこにいるおっさんの一団の中の誰が怒鳴ったか分からなかった。もう一度怒鳴ってそれが誰か分かったら、締め上げて子供に謝らせてやろうと思ったが、2度目はなかった。その親子が逃げるようにいなくなったからだ。こんな子供の多いお祭りの会場で「人の写っていない車両」の写真を撮ろうというのがそもそも間違いだ。そんなのが撮りたかったら自分で金を出して車両を貸し切って、自分だけで撮れ。子供にはきっと嫌な思い出が一生残ることだろう。最近撮り鉄のモラルの無さ(低さではない「無さ」である)が問題になっている。良識がある、人並みにモラルのある鉄道ファンは、現場でどんどん注意するべきだ。すでに僕はやっている。