田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

冬の田切大掃除の旅08

2011-04-17 19:18:00 | 飯田線の旅
 東北の大震災から1ヶ月以上が経ち、当初停電や物資不足で乱れた東京圏の生活もほぼ震災前に戻った。被災地の復興や原子力発電所の復旧(または廃止)にはまだ時間がかかるだろうが、よほど事態の急変が無い限り、勤務も生活も現状維持になり、僕のブログも再開します。

 今回の旅行での宿泊地は、いつもの伊那市駅近傍ではなく、田切により近い駒ヶ根だ。たまには目先を変えようという思惑もあるが、田切に近く移動時間が短い分、朝の時間に余裕が出来るメリットがある。

 駒ヶ根といえば名物は「ソースカツ丼!」という訳で、ホテルにチェックインしたあと、夕食をとりに町に出る。陽が落ちた後の駒ヶ根はシャッターばかりが目立つ駅前通で、かつての記憶のある駒ヶ根よりさらに暗く寂しくなっているように感じた。飲み屋を探してしばし町をうろついたが、結局駅前にある食堂「水車」に腰を据える。ここはいつも食事を取る場所だ。ソースカツ丼と馬刺し等々、現地の名物とビールで駒ヶ根の夜の宴とする。例によって飲み食いするのに専念した為写真が無い。

 翌朝、ホテルの朝食のパンやゆで卵にコーヒー優雅に堪能してチェックアウトし、駅に向かう。こうしてゆっくり過ごせるのも伊那市に比べ田切駅に近いせいだ。
 朝の田切は冷たくすがすがしい空気の中にあった。まだ陽が昇りきっていなく、雲と光の加減が美しかった。 


 ホーム待合横の電柱を見上げる。時限式かセンサー式か知らぬが、まだ照明灯が点いている。


 飯田方面からの列車が、田切駅を出て旧田切のホーム跡に差し掛かる。車両正面のライトが赤く点灯しているので後方と分かる。北部でもこの313系を見ることが多くなった。


 旧田切駅脇の踏み切りで通過する119系を撮る。きついカーブで車体が大きく傾いている。


 ホームの上から下の駐車場を見ると、駅舎の影が落ちていた。こうして下を見渡せるのは冬のみだ。写真を撮っている僕の影も映りこんでいる。


 今度は逆に駐車場からホームを見上げる。立っているのはみやした君だろうか。


 こうして掃除を始める前、駅の周辺を散策しひとしきり写真を撮った。さて、冬の大掃除を始めよう。