田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

冬の田切大掃除の旅11

2011-04-21 20:53:00 | 飯田線の旅
 中天から先は飯田線の白眉、秘境駅のオンパレードだ。最近の秘境駅ブームですっかり有名になった駅前にほとんど何も無い駅に、年齢性別に関係なく、結構多くの観光客の乗降があるのに驚く。僕らはもう降りている時間が無い。
 そうこうする内、陽も西に傾き豊川に着く。言わずと知れた日本三大稲荷のひとつ豊川稲荷の玄関口だ。松の内は明けているとは言え、多くの参拝客で賑わっている。

 駅改札を出てすぐに、いなり寿司ののぼりがあった。さすがに豊川名物だ。 


 駅前ロータリーにある狐のオブジェ。狐はお稲荷さんのお使いだ。これはデフォルメや擬人化の無いリアルな狐が踊っている像だ。駅舎は建て替わったが、この像は昔のままだ。写真左下の看板は、最近売り出し中の萌えキャラ「狐娘ちゃん」だ。これで「ここ」と読むらしい。


 歩いて10分弱、豊川稲荷の門前に到着。ご覧のとおりまだ正月飾りのまま。
境内には多くの出店が出ている。


 本殿の前は満員の渋滞状態。なかなか参拝できない。思いのほか列が長く、電車の時間が気になる。商売の神様にこれだけ人が集まっているのは、やはり不景気な証拠なのだろうか?


 駅に戻る。どうにかこの先の乗り継ぎに支障が無い時間に戻れた。
そう、「迎春」の頃だったのだ。


 この後、豊橋から東海道本線に乗り継ぎ、途中で局長を降ろし、静岡からは特急用373系利用の普通列車東京行きに乗って家路に着いた。青春18切符を最大限に使った帰り道だった。
 これで、冬の大掃除旅シリーズは終わりです。