田切駅の大掃除が終わって、伊那市駅に戻りました。定宿にしているエビスホテルにチェックインして少し休憩したら、新年会会場に向かいます。
新年会会場の「ローメンうしお」さんです。人気店なのでフラッと行っても座れないことが多いですが、この日はきちんと予約してたので大丈夫です。
店内はテーブル席とカウンター席があるホールと、その奥に座敷があります。予約した僕たちは座敷に通されました。さて、こういった場合、上席はどこかと気にします。みんな一応ちゃんとした大人なので、気軽な宴席でも席次はちゃんと配慮します。一般的に入口から最も遠い柱の前が上座ですが、この座敷に関しては独特な問題があります。
それは、ホールの客がトイレに行くには、この座敷に靴を脱いで上がって、座敷を通り抜けてその奥の扉を開け廊下に出る必用があるという構造だからです。上座に座ると、トイレに行く客が出るたびに、席を立って道を開けなければなりません。これは慌ただしいし偉い人が落ち着けない。
そこで、位置的には上座ですが、奥の柱前には僕が座りました。さて、新年会の始まりです。参加は僕ら田切ネットワークのメンバーと、轟天号を追いかけて主催者の御歴々。生ビール(中)で乾杯します。
宴会料理は基本的に伊那市名物のローメンです。写真中央部の巨大なローメンは、麺10玉のモンスターローメンです。こいつはメニューには載っていなくて、かと言って常連だけが知っている裏メニューでもありません。勿論いきなり注文しても出してもらえません。
並べていないので大きさ感が比較できませんが、これが超大盛サイズの「ローメン超々盛」です。これが通常注文できる最大サイズです。うしおでローメンを一杯食べると、スタンプカードに1個スタンプがもらえます。そのスタンプいっぱいになったらモンスターローメンを注文できるシステムになっています。今回はうちのメンバーで、宴会幹事でもあるカメさんのカードが満スタンプになっていたので注文出来ました。
ローメンとおたぐり(馬のモツ煮)等を肴にして、大変楽しい時間をすごしました。
宴会を無事に終えて、エビスホテルに戻りました。大浴場で汗を流して就寝します。
一夜明けて、1月5日朝になりました。青春18きっぷ3日用の旅の2日目です。田切駅の掃除は昨日終わらせたので、今日は特に予定はありません。朝からフリーです。伊那市駅から東京方面に帰るには、飯田線を南下して、豊橋駅で東海道本線に乗り換えひたすら東京を目指すか、飯田線を逆に北上し、岡谷駅で中央本線上りに乗り換えて東京を目指すのが基本ルートになります。やろうと思えば、北上して岡谷駅で中央線下りに乗り換えて名古屋駅に行って、東海道本線に乗り換えるやり方もありますが、あまり実用的ではありません。いずれにせよ青春18切符なので、普通又は快速列車にしか乗れません。一部区間だけでも特急や新幹線に乗れば、だいぶ時間短縮が出来るのですが、それは別料金になるので今回の旅では不採用です。
伊那市駅の新トイレです。展望台に上ってみましょう。
駅の東側の山なみに日が出始めました。
田切方向に見える山です。ここには伊那スキーリゾートがあります。
北側にはだいぶ前に廃業した伊那ステーションホテルの廃墟が見えます。かつてはここが定宿でした。部屋数が多いので、だいたい何時行っても泊まれたし、安かった。
北原眼科さんんです。入り口前の三角コーナーを轟天号を追いかけてのゴール地点として使わせてもらっていました。
中央の4階建ての建物は、現在テナントが何も入っていない廃ビルです。3階に自衛隊の募集事務所があって、窓にポスターがいっぱい貼ってありました。地下には喫茶店もありました。築年が古いので、耐震工事とか必用だし費用的には難しいですが、伊那ステーションホテル共々、駅に近い立地がいい建物ですから有効に再利用できないものかと思います。
さて、帰りの経路をどうするかいろいろ悩みましたが、北回りで中央本線に乗ることにしました。最近飯田線南部に行っていないので、南回りで帰ろうかとも思いましたが、それだと東京に着くのがほぼ終電時間になってしまいます。さすがに老体にはきつい。北回りの方が南回りよりも圧倒的に時間が掛からないのが利点です。
いよいよ帰りです。伊那市駅に岡谷方面の上諏訪駅行き列車が入線してきました。
その5にまだまだ続く。