池袋駅から特急ラビューに乗って、終点の西武秩父駅を目指します。あらためて西武鉄道の路線図を確認すると、池袋駅から飯能駅までが西武池袋線で、飯能駅から先、終点西武秩父駅までは秩父線でした。
ラビューに乗って驚いたのは、池袋駅を出て最初の停車駅である所沢駅で半数以上の客が降りてしまったことでした。ラビューは観光用特急だと認識していたのに、通勤エリアの池袋~所沢の利用者が半分以上。通勤用とか近距離移動用でもあるみたいです。所沢駅を過ぎたところで車内がガラガラになったので、通りがかった車掌さんに話しをして、空いた席のこの先の指定状況を確認していただき、了解を取って窓側の空席に移動させてもらいました。
ラビューは飯能駅で、進行方向が入れ替わって先頭の向きが変わります。こうして見ると飯能駅から先が別の路線であるのが分かります。席の前後の空き状況を確認して、席を回転させました。この時点で車内はガラガラでした。
終点西武秩父駅に着きました。だいぶ薄暗くなってきました。
ラビューの運転席にムーミン(ムーミントロール)とミイ(リトルミイ)が居ました。この二人の大きさ感って、これで合ってますか?ムーミンでか過ぎだと思うんですが。
ここまでの乗客はほとんどいなかったので、到着直後でもホームは閑散としていました。これで埼玉県民の日フリー切符の全エリアを乗りつぶしました。
改札の手前にこんなパネルがありました。後ろ側の余裕それほどないですが裏に回って運転席から顔を出せる、一種の顔出し看板のようです。
その横には、別の車両先頭部の模型もありました。こちらは接近禁止のガードポールに囲まれているので、顔出し看板ではないようです。
こんな感じで厚みのあり、運転台も作り込まれた模型でした。
だいぶ暗くなりました。冬の日没は早いです。西武秩父駅に隣接する商業施設は、多くの観光客で賑わっていました。外国の人も多かったです。
観光案内所の外にある顔出し看。秩父名物みそポテトの妖精「ポテくま君」と「メンマ」ですね
案内所の中の看板。こちらにもアニメ「あの花」のメンマが居ます。放送終了からもう大分経っていますが、相変わらず人気のようです。
西武秩父駅は、秩父鉄道の御花畑駅に少し離れて接しています。両駅は徒歩で移動可能ですが、全く離れた別の駅です。別会社の線に乗り換えも出来ますが、何しろ乗り放題のフリー切符を持っていますので、西武鉄道で帰ることにします。
ホームに秩父線開通55周年の横幕が出ていました。
帰りも所沢駅までラビューに乗りました。所沢駅で新宿線に乗り換えて、本川越駅でフリー切符の旅が終わりました。特急に3回乗る豪華な旅になりました。
おまけ。
県民の日に合わせて、埼玉ローカルのスーパーマーケットであるベルクで、「帰ってきた、うますぎる!さいたま弁当」が販売されました。¥599(税抜き価格)は、このスーパーのお弁当としては高価格帯です。そこら辺の草3品と秩父や小鹿野の名物である「わらじカツ」、それに有名な「十万石まんじゅう」が入っています。
蓋を開けたらこんな感じです。美味しかったです。
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