田切通信

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飯盒でプリンを作る

2024-04-21 07:43:30 | グルメ

 キャンプの時に「でっかいプリンを作りたいな~」なんて考えていたら、一人用土鍋で焼きプリンを作る方法をなんてのがあったので、それを参考にして容器を土鍋でなくて飯盒に替えてみました。飯盒ならキャンプ道具でいくつか持っているし、持ち運び中に割れる心配もないのでキャンプにもってこいでしょう。

 キャンプでいきなりぶっつけ本番は心配なので、事前に試作を行いました。最初に1人前の分量でやってましたが、そこそこちゃんとした焼きプリンになりました。しかしこれで1人前?おっさん3人前くらいは軽くあるけど。

 そこで今回は試作第2回目、倍量で作ってみることにしました。希望のでっかいプリンになるのか?やって見ましょう。

 

 今回使う飯盒がこれです。ドイツ軍用飯盒、よく見る日本の兵式飯盒と同じような形ですが、いろいろと違いもある。ドイツ軍飯盒で作るので、これはもう「ドイツ風プリン」と呼んで差し支えないでしょう。

 

 分解するとこんな感じです。内蓋がだいぶ深いのが分かりますね。外蓋と連結できるスリットもあり、スープなどを入れるのに適しています。飯盒は本来は野外用の食器で、これを米を炊く道具だと思うのは日本人だけです。形状的にも米を炊くのに適していません。「誰でも簡単に美味しいお米が炊ける」なんて紹介してる人もいるけど、これで米を炊くには経験に基づく技術が必要です。それにこの形状が炊飯に適しているなら、タイガーかアイリスから「飯盒炊き炊飯器」が販売されているはずです。

 

 これが必要な全材料です。土鍋1人前用のレシピの分量のちょうど2倍。玉子6個、牛乳600ml、砂糖大さじ8杯、バニラエッセンス適量です。カラメルソースは無いので、必要な人はグラニュー糖でも使って作るか、何か適当なシロップを用意しましょう。

 

 材料を全部あわせてよく混ぜます。なるべく泡立てない方がいいと思います。

 

 こし網をつかって2回こして飯盒に入れます。こす作業をしないと、口あたりが滑らかに仕上がりません。

 

 外蓋をしてガスコンロに欠けました。野外では調理に焚火を使いたいのがキャンパーの心情ですが、ごく弱い安定した火力が必要なのでガスコンロがいいです。またコンロのゴトクでは飯盒が安定しないので、網を下に敷いて倒れないようにしています。因みに中蓋は使いません。これは兵式飯盒で米を炊くときも同様で中蓋はしません。

 

 火力はとろ火~ごく弱火にします。火力が強いと焦げ付いて台無しになります。この状態で35分加熱しました。

 

 加熱後はコンロから降ろして蓋をそのままで10分蒸らします。

 

 出来ました。バニラの香りもあり、ちゃんと焼きプリンになっています。出来上がり分量は飯盒の深さの2/3くらいになりました。これを冷蔵庫に入れて冷やしてから食べます。キャンプではクーラーボックスで冷やせばいいかな。

 現在冷却中です。さて味はどうか?楽しみですね。

 



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