1月13日(月・祝)久しぶりに、かえる神社に行って来ました。かえる神社と言うのは僕が勝手に呼んでいる名前で、正式には「水宮神社」さんです。埼玉県富士見市に鎮座しており、祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)・素戔嗚命(すさのおのみこと)・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)・誉田別命(ほおだわけのみこと)・大國主命(おおくにぬしのみこと)・罔象女神(みずはめのかみ)の六柱です。で、かえるさんはこのお宮に使えているのだそうです。
今年は巳年で、巳(へび)と言えば「かえる」、それなら久しぶりに行こう!と、何だか良く分からない思い付きで出かけました。入口の門柱をかえるさんが支えています。何年ぶりだろう、前に来た時とだいぶ変わっていました。駐車場が広くなって、その駐車場の前に神社本殿とは別のお宮がありました。
こちらです。かえるさんがさり気なく左から入る(進む)ように指さしています。案内に従って左から進みます。この通路の中央には黒い石板が並んでいて、様々なカエルの絵が刻まれていました。つまり左から入ってそれを見ながら進んで奥の祠にお参りしたら、今度は右側を通って石板の裏面の絵も見るような作りになっています。
一番奥に小さなお宮があります。六堂と呼ばれている祠で、修験者の役小角(えんのおづぬ)の木製座像が安置されていました。
狛犬?の場所に居たのはかえるの風神・雷神です。
祠前にいるこのかえるさんは、右側がお賽銭箱で、左側はおみくじが口の中に入っています。おみくじの代金はその横の賽銭箱風の箱に納めます。
祠の扁額にもすごい笑顔のかえるさんが居ました。かえるが座ったこのお馴染みに姿って、あの漫画のキャラクターが元になっていると思います。
入口まで戻って、あらためてこちらが水宮神社さんの本殿に至る参道です。両側にカエルの石像がずらりと並んでいます。
小さなかえるさんは、それぞれに違った姿で、人生についての教訓を形にしています。
突き当りに居たのは、おなかに穴のある大きなかえるさん。茅の輪ではないでしょうが、これをくぐれば何かご利益があるのかも。特に案内は出ていませんが取りあえずくぐっておきました。
本殿前に来ました。大きな巳の絵馬が出ていました。え~、何も考えないで「絵馬」と言い続けていましたが、そもそも馬が描かれているから「絵馬」なのではないかと、ふと疑問に思いました。そんな細かい事を気にしても仕方ないか。とにかく、縁起が良いとされる白へび君です。
形の少し変わった鳥居前に顔出しパネルがあります。お祓いをする神職さんと、舞う巫女さんですね。
その脇の地面に転がっていたもの?よく見たら昔の遊び道具でした。右からコマ、ホッピング、フラフープ、箱の中はけん玉でした。自由に遊んでいいみたいです。コマを回しましたが、うまく床(四角い板)に乗らなかった・・・腕が落ちている。
ここでも花手水でした。
本殿前にも顔出し看板がありました。右のやつは「冬」とあるから、恐らくあと3枚、春・夏・秋があるはずです。左の七福神は、顔を出した人を含めて八福神になる仕掛けです。
ご本殿です。狛犬は宮のお使いのかえるさんです。
ちゃんと、吸う息・吐く息の阿吽になっています。
鈴もなかなかお洒落でした。涼やかないい音がしました。
絵馬(くどいけど馬じゃない)は、ぴょん吉でした。さすがにかえる神社だ。こいつだよ、座ったかえるの原型。
社殿自体はそれほど大きくありませんが、ひっきりなしに参拝者が訪れていました。観光地としても人気があるようです。自転車で来ている人も結構いました。
数が多いので写真で紹介しきれなかったかえる君たちがたくさんいます。ぜひ参拝して実際に見て欲しいと思います。今年は特にご利益があるかも?です。
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