田切通信

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川越七福神巡り2025 その4 二番・一番 最終回

2025-01-24 09:38:05 | その他

 喜多院さんで大黒天様へのお参りを済ませたら二番の天然寺さんに向かいますが、その経路上にも見るものが多々あります。

 

 喜多院さんと続きの敷地にある仙波東照宮です。徳川家康公を神とする東照大権現をお祀りする神社です。この階段を上った先が社殿ですが、大きな三つ葉葵の御紋(さすがに徳川)が付いた扉が閉ざされていました。正月は営業していないぞ!という事でしょう。

 

 苔がびっしり生えた木がありました。

 

 蝋梅が咲いていました。特有の甘い香りが漂っています。

 

 こちらは中院さんの正門です。先程の喜多院さんは、かつては北院(読みは同じ”きたいん”)と表記されていたようで、北院~中院と何かつながりのあるようです。でも南院はありません。中院さんは喜多院さんに比べたら全然観光客が来ない落ち着いた場所で、四季折々の花が美しい庭園があります。

 

 正門の屋根の下の石に、恐らく雨だれが開けた穴が並んでいました。どれだけ長い時間を経て穴が出来たのだろう、歴史を感じます。

 

 この時期は特に咲き誇る花がありませんでしたが、この白い花だけが控えめに咲いていました。葉の感じから多分ビワだろうと思います。

 

 二番の天然寺さんに着きました。すぐ前を交通量が極めて多い国道16号線が通っています。ここに鎮座されているのは寿老人様です。

 

 定型の看板もちゃんと出ています。但し、このシリーズで定型看板の写真がない場所は、単に僕が見落としているだけかもしれません。

 

 ここは花手水でした。

 

 本堂とは別のこの小さな祠に寿老人様がいらっしゃいます。左右に並んでいるのは、いろいろなおみくじです。天然寺さんのおみくじは大変種類が多く見ているだけでも楽しいです。

 

 寿老人様がいらっしゃいました。酒を好む頭の長い長寿の神様です。酒が好きとは、僕と気が合いそうです。酒を酌み交わしたら、さぞかし面白い話が聞けることでしょう。

 

 ここにも干支の巳が多数いました。左側の巳は目が飛び出しているので、顔だけ見たらカエルです。

 

 天然寺さんを後にして川越駅方向に進むと、いよいよ一番の妙善寺さんに着きます。

 

 階上に本殿があるこのモダンな建築が妙善寺さんです。この風景って何かで見たな~っと、漠然と気になっていましたが、そうだTVの画面で見たのか・・と気が付きました。バラエティー番組の「相場○×部」(多分こんな名前のだったはず)の「一筆啓上部」のタイトル画面で使われていました。

 

 定型看板が出ています。ここに鎮座されているのは毘沙門天様です。

 

 二階の本殿内にいらっしゃいました。毘沙門天様は四天王の一神である多聞天様と同一の神様で、本来は戦の神です。でも、武運以外にも五穀豊穣・商売繁盛・家内安全、長寿・出世等の現世利益をもたらす多角経営のありがたい神様です。

 これで七福神様すべてにお参りが終わりました。寄り道しなければ半日で余裕で回れます。僕は他の神社やら観光施設にもフラフラ立ち寄ったので、もう少し時間が掛かりました。ご利益あるといいなぁ・・いやいや、神頼みだけでなく、努力だって必要ですね。

 

 川越駅に戻りました。改札内にこんなものがありました。埼玉県内の秩父ミューズパークで開催予定の「第75回全国植樹祭」の開催日までのカウントダウンボードです。川越工業高校作成、植樹祭なので木製です。

 

 天気に恵まれて楽しい散策でした。平年と逆の経路で回ったので、違った景色が楽しめたように感じました。見てくれた皆様にも小さなご利益がありますように。



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