田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

秩父鉄道フェスタ2

2010-05-18 20:46:00 | その他
 前回では列車の名前を間違えていたようだけど、何でもよく知っているM下君がコメントで訂正してくれているので、細かいことが気になる人はそちらを参照のこと。
 僕らの乗った特別臨時列車は秩父鉄道スタンダード仕様の3両編成。その最後尾車両に乗っていたのだが、広瀬川原駅では先頭車のしかも前2箇所のドア分しかホームがない。そこで先頭車より順番にぞろぞろ降りるわけだが、最後尾に乗っている僕らが降りるのは当然最後だった。降りてすぐ臨時ホームを撮ろうとしたら、何故かさっさと片付け始めていた。


 見ての通り、車両のフロアの高さとドアの開放間口の幅に合わせた足場と、取り外し可能な階段。これが2組あって、広瀬川原臨時駅のホームの全てなのだ。


 降りてすぐ、構内に並んで停まっている貨物列車牽引用電気機関車。いやぁ空が青い。一段アンダーで撮影するとこんな感じに青が強くなる。左の2台がお馴染みの青塗色で、右端の1台は茶色の旧塗色に塗り直されている。


 動輪と、パレオエクスプレスの牽引機C58の尻。蒸気機関車のボイラーには火が入っていて、煙突からもくもく煙が出ている。牽引機関車がここにいるので、今日はパレオエクスプレスはお休みだ。客車の方は少し離れた別な線路で、休憩室として開放されていた。


 例によってこの3人組がお出迎え。埼玉県のマスコット「コバトン」と秩父鉄道のマスコット青い「パレオ」とピンクの「パレナ」。パレナは、パレオ君のガールフレンドだ。後ろの黄色い犬はふわふわの遊具。


 売店でこんなのをやっていた。秩父鉄道硬券切符つかみ取り、1回300円。しかもおみやげ付き。おみやげは桜まんじゅうが一箱だった。まんじゅうだけで軽く元を取っている。


 当日は秩父鉄道の不要品即売会があり、コアな鉄道ファンはむしろこちらの方が目当てのようだ。1点モノのヘッドマークが12000円からと結構良い値段だが、どんどん売れていた。サービスの一環で、購入したヘッドマークをこうして電気機関車の前面に取り付けて撮影させてくれた。実際の牽引機ではないが、数々のヘッドマークがとっかえひっかえ飾られ、その度に撮影の鉄が群がる。


 C58にもヘッドマーク。さすがに全身真っ黒のこいつをアンダーで露出すると、真っ黒に潰れてしまうので、逆に1段オーバーで撮影。おや、去年と形が変わっている。


 さて、どうしようか、書くべきかどうか悩んだが、やはり書いておこう。
 この機関車を撮影しているとき右手の方で撮影していたおっさんの一団から「邪魔だ、どけ!」と大声で怒鳴るのが聞こえてきた。怒鳴られたのは機関車のすぐ手前で撮影していた親子で、子供はまだ小学校の低学年くらいだ。写真を見てもらえれば分かるが、危害防止で張られているロープがあり、親子が居たのはその外側。つまり居てのも良い場所だ。確かに子供を連れた親が、子供の良い写真を撮りたくてもたもたと長いこと撮影している姿もよく見るし、それが少し迷惑なときもあるが、それにしたって禁止されていない場所にいる人に「邪魔だ、どけ」と怒鳴って良いはずはない。この行為はお願いや注意ではなく「脅し」だ。僕は丁度ファインダーを覗いていたので、声が聞こえてすぐにその方向を見たが、そこにいるおっさんの一団の中の誰が怒鳴ったか分からなかった。もう一度怒鳴ってそれが誰か分かったら、締め上げて子供に謝らせてやろうと思ったが、2度目はなかった。その親子が逃げるようにいなくなったからだ。こんな子供の多いお祭りの会場で「人の写っていない車両」の写真を撮ろうというのがそもそも間違いだ。そんなのが撮りたかったら自分で金を出して車両を貸し切って、自分だけで撮れ。子供にはきっと嫌な思い出が一生残ることだろう。最近撮り鉄のモラルの無さ(低さではない「無さ」である)が問題になっている。良識がある、人並みにモラルのある鉄道ファンは、現場でどんどん注意するべきだ。すでに僕はやっている。

秩父鉄道フェスタ1

2010-05-16 21:13:00 | その他
 5月15日(土)秩父鉄道のファン感謝デーである「わくわく鉄道フェスタ」が熊谷駅に近い広瀬川原車両基地で開催された。当日は年に1日しか設置されない超レアな臨時駅「広瀬川原駅」が車両基地内に仮設される。これを見ない手はない・・と言いながら3年連続で遊びに行っているのだが・・ので、カメラを持って出掛けてきた。メンバーは例によって副部長&息子にM下君の3人。

 当日は朝から気持ちの良いほど青い空の晴天。広瀬川原超臨時駅に乗り入れるのは、専用の臨時列車が熊谷方向から2本、寄居方面から2本のみ。僕らは熊谷からの早いほうの臨時列車に乗る事にした。待ち合わせは大宮駅。
 朝の大宮駅は結構面白い列車が控えている。これは伊豆急線に乗り入れ下田まで行くスーパービュー踊り子号。


 新宿方面から入線してきた、東武線直通の特急きぬがわ。左の奥の方に出発したスーパービューが写り込んでいる。


 熊谷駅でJRの構内を出て秩父鉄道に乗り換える。目的の臨時列車発車まではだいぶ時間があるので、車種が豊富な秩父鉄道の列車撮影をする。今日は多くの列車がわくわく鉄道フェスタ専用のヘッドマークを付けている。


 でも、付けていない列車もある。こうして並ぶと同じ車種だが、塗装でだいぶイメージが変わる。 


 200円の別料金で乗れる急行ちちぶもヘッドマーク付きで運航中。


 さてこの日、事件があった。写真左手前の車両が故障して動かなくなり、普通の列車に連結されてこの熊谷駅に回送された。秩父鉄道の車両は3両で一編成だから、前後で色の違う6両編成の車両が走ったわけだ。僕らはその様子を熊谷駅に着く直前の湘南新宿ラインの車内から見た。沿線には撮り鉄が多くいたので、さぞや珍しい被写体だったろう。このせいで、普通列車のダイヤに遅れが出た。


 僕らの乗る予定の臨時列車が少し遅れて入ってきた。熊谷始発で広瀬川原駅直通。乗車時間約10分で230円だ。切符は自販機ではなく窓口で専用の硬券を買う。レアな臨時駅に降りられると言うこともあり、これ狙いの客が思いの外多かった。もっとも専用列車で行かなかった際の最寄り駅である「広瀬野鳥の森」から約1キロばかりを歩くのが嫌なだけだったかも知れないが。


 さて、暑い1日の始まりだ。

GW小旅行(おまけ)

2010-05-07 23:47:00 | その他
 GWは何しろこの一回しか出掛けてないので、もう少しだけ江ノ電の写真を紹介してしまおう。

 前回紹介した共用区間の大曲。江ノ電最中を売っている菓子屋の前から撮る。手前にいるフォルクスワーゲンの改造車の形が面白かったので前景に入れてみた。天気が今ひとつ悪く日差しが弱かったので、シャッタースピードが稼げず、車両のスピードが思いの外早かったので止まらなかった。


 共用区間の路上を走る車両。これで車両に対しての道の幅広さが分かる。普通自動車がやっと横に並べる程度の幅だ。専用歩道がないので、歩行者がいると全く余裕がない。手前路面の「電車優先」をが面白かったので前景に入れたが、車両をもう少し手前まで引きつけた方が良かった。最近はカメラの連写性能が普及機でもそこそこ凄いので、やたら連写してるを人見るが、カメラ任せの偶然に期待するのは趣味ではない。


 江ノ電藤沢駅構内。線路は一本でホームが両面にある。ありゃ、前の写真と構図が同じだね~・・。ワンパターンにならないように注意しよう。この写真は車両ではなく、一番手前の車両止めに注目してほしい。


 GWと言うことで、御覧の通り小さな兜と鯉のぼり(兜の右の赤いやつ)が飾ってあった。いったい何人がこれに気がついたろうか?こうした遊び(サービス?)がある会社ってのは気持ちに余裕が感じられて良い。


 構内の丸窓から差し込む光。これってトリミングして左の二個だけにしたら、猫の目のように見えないだろうか??


 こうして見ると自分の構図の癖が分かって面白いですね。

GW小旅行

2010-05-05 22:16:00 | その他
 今日でGWも終わりというわけで、明日からの仕事始まりに落ち込んでいる諸兄も多いのでは無かろうか。全般に天気に恵まれたGWだったが、遠出はしなかった。ただ4日に少しだけ足を伸ばして、いわゆる小旅行に出かけてきた。

 さて、いきなりですがこれはいったい何でしょう??
これだけ見てすぐに分かる人はかなりの通です。この写真じゃスケールが今ひとつ掴めないないが、もの凄くでかいです。そう、鎌倉に座っている大仏様の背中ですね。と言うわけで、鎌倉を含め湘南に行ってきた。


 と言うのも、4/29と5/1~5/5にこんなのが走っていたからでした。臨時のホリデー快速「鎌倉」号。大宮を出てちょっと変わった経路で鎌倉に至る。普段は旅客用車両の通らない武蔵野線の貨物専用線を通るので、そこを乗るのが今回の旅の主な目的で、鎌倉周辺観光はおまけ。でもまあ、天気も良いし、江ノ電にでも乗ってノンビリしようと言うのが当初の計画だった。これは大宮駅で出発を待つ鎌倉号。思いの外乗車する客が多かった。ここから鎌倉に行くには、普通に湘南新宿ラインに乗った方が早いし本数は多いのに??貨物専用線が目当てと思われる鉄の姿もちらほらだが、多くは子供連れの一般家族。「ホリデー快速」という名前にだまされているとしか思えないけど。


 途中はしょって既に江ノ電、鎌倉高校前駅周辺の踏切。遠くの方に江ノ島が写っている。これで空がすっきり青かったら良かったのに。


 線路脇の花越しに見るレトロ調電車。この「調」というのがミソで、少しも古くない。新造車両がレトロっぽいデザインになっているだけだ。観光路線の一つの試みとしては面白いと思うが、この車両デザインは江ノ電には似合わないように思う。


 江ノ電は路面電車では無く、ほぼ専用軌道を走るが、ほんの一部だけ一般自動車道との共用区間がある。江ノ島と腰越の間で、特にこの場所は急カーブだ。


 お気に入りの1枚、鎌倉高校前駅のホームにて。


 GW中とはいえ、もの凄い人出だった。僕のように小旅行派が多いのだろう。何しろ江ノ電の主要駅が入場規制の整列乗車だった。このようなモノを見たことがない。ホームが狭いので、改札の外に整列させて入場人数を制限し安全を確保していた。大変だなぁ。


サバゲーに行った

2010-05-02 21:42:00 | その他
 連休中ですが、皆様いかがお過ごしでしょう。
僕は今日仲間と連れだって、川越近郊にあるサバイバルゲームフィールドにサバゲーをしに行ってきました。ゲームフィールドを運営する会社の主催するゲーム日で、遊びたい人が三々五々集まって1日遊ぶというイベントです。この場所は川越駅から車で20分くらいの入間川河川敷にあり、この手の施設としては極めて交通の便が良いところだ。参加費は1人3,500円、これが高いと思うか安いと思うかは個人の価値観だが、まあ妥当な(平均的な)値段ではないかと僕は感じる。

 施設は河川敷の一部を目の細かいブルーの網で囲んで作られている。写真右の青い囲いの中がゲーム用のフィールドで、左側のテント屋根群は運営事務所と参加者待機所。この奥手の方に仮設トイレと試射用のレンジがある。今日の参加者は約80名。流石にこれだけ集まると待機所は満杯になる。


 ゲームフィールドはこんな感じで、ベニヤの仮設小屋、土嚢を積んだもの、土を寄せて盛り上げてある小山などの遮蔽物が点在しているが、基本的に見晴らしが良い。この点は僕としては大いに不満である。銃の射程に見合った程度に視界を遮る、たとえば木を生やすとか、もっと背の高い遮蔽物を効果的に配置するとかが必要だ。


 今日一緒に参加した仲間。真ん中の黒いのが僕で、黒いマスクをかぶっているのだ。僕の左が○井、右がかっぱ君。見ての通りにドイツ軍装備なのだが、今日は好天で気温が高くじっとしているだけで暑い。通称「愉快なドイツの3人組」と呼ばれている。


 ゲーム中の写真は僕が撮っているので僕以外の2人しか写っていない。これは開始すぐで、まだ敵も遠く緊張感がない。かっぱ君の銃がMP40で○井の銃はMP44だ。どちらも中国メーカー製で、価格も同種の国産品より安く、こうして遊ぶにはもってこい。


 でも、ひとたび接敵するとこの緊迫感だ。かっぱ君の後方で撃たれて倒れている参加者がいる。撃たれたからと言って死ぬわけではないが、至近距離からだとそこそこ痛い。


 昼ご飯は現地で弁当。ゲーム場入りする前にコンビニで買っておいた。ノンアルコールのビールもどきはご愛敬。


 食事の後もひたすらゲーム。服も土で汚れ、疲れ果てた3人組。いい汗を流しました。


 服だ装備だ銃だと、最初に何かと資金はかかるが、まあ、スポーツの一種としては面白いんじゃないかと思う。近年は法的規制もあって、使う銃の威力が低めにされているし、初心者でも最低限の体力があれば大丈夫。