プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「真実とはなにか?」 米澤穂信 「真実の10メートル手前」

2016-10-21 15:11:37 | 日記
米澤穂信「真実の10メートル手前」読みました。私、この人の作品も、読むの初めて。ホント、しみじみ思いますが、本読んでないですね。昔は、よく読んだものだったんですが。
さて、この作品 大刀洗万智(たちあらいまち)というフリーの女性記者が主人公の連作小説 6編の短編から成っています。取り扱われる事件は様々。表題作「真実の10メートル手前」は、ベンチャー企業美人広報の失踪 「正義漢」は、電車の人身事故 「恋累心中」は、高校生の心中 「名を刻む死」は、独居老人の死 「ナイフを失われた思い出の中に」は、幼女殺人 「綱渡りの成功例」は、災害から無事生還したお年寄り夫婦。彼らにまつわる「真実」を、大刀洗万智が、思わぬ観点から導き出していくというストーリー。ただ、短編ですので、大どんでん返しがあるわけでは、ありません。正直、先が割れたなと思う作品も、ありました。
私的に、オッと思ったのは「正義漢」これは、ほかの作品と視点が違うので、うまくヤラレタ感があります。このあたり、この作者の上手いところでしょう。それと、なぜ、私が読む気になったかというと、扱われている事件が、すべて、毎日どこかで起きているようなものばかりだったから。だから、この小説は、いつ現実のものとなってもおかしくないものばかり。この事件選びのセンスは、さすがだと思います。あとは、この主人公のフリーライターに興味がもてるかどうか。かなりのクールビューティーという感じ。私ぐらいの年になると、頭のいい 隙のない人はどうもねぇ・・・

「コロナの玉子サンド」食べに 神楽坂「ラカグ」の「マドラグ」へ

2016-10-20 15:07:24 | 日記
久々の町ネタです。今日は天気の良い1日。久しぶりのお散歩日和ということで、私、飯田橋から坂を登り、神楽坂の「ラカグ」へ。京都の名物「コロナ」の玉子サンド食べに、「マドラグ」へ行ってきました。「ラカグ」「コロナ」「マドラグ」ややこしいですが、「ラカグ」は、「マドラグ」の入っているビルの名前。「マドラグ」が、店の名前。、この店で、「コロナ」という店の名物だった「玉子サンド」のレシピを受け継いでいるということです。東京には、初出店とのこと。ご理解いただけましたでしょうか?
「マドラグ」「HANAKO」に載っていたのを見て、早速食べに行ったのですが、11時開店とのこと。15分前くらい前に着くと、ビルの外のテラスのようなところに置かれたテーブルに10人くらいの人が座っていました。雑誌に出たばかりだし「みんな待ってるのかな?」と思ったら、ふたを開けてみると、「マドラグ」に入ったのは、私を含めて3人だけ。後は、雑貨品などを買いに来た人たちでした。
さて、私の前の人も「玉子サンド」注文。やはり1番人気のようです。私も、もちろん「玉子サンド」ランチティをつけて、〆て1130円。いつものお昼よりは、ちょっと贅沢。お店の中では、白いシャツ着た女の子たちが何人か、甲斐甲斐しく働いていて、結構かわいらしい子ばかり。思ったより、料理出てくるまで時間かかったんですが、おじさんとしては、その間、彼女たちを見ているだけで、十分目の保養になります。
で、いよいよ、お待ちかねの「玉子サンド」出てきました。隣の女性は、早速スマホでカシャカシャ。FBにでものせるのでしょうか?大皿に4つ入り。それと、野菜が少々。思っていたより、デカイ! とてもまとめて口の中に入れられるものではない。1つ10センチ近くありそうなのを、半分にして、フォークで口の中へ。玉子 フワフワしておいしい。さっぱりしています。味が濃かったら、4つは飽きちゃいますよね。マスタード 出し汁 ソースがまじりあって、結構なお味。これまた、あっさりしたアッサムティとともに楽しみました。ちょっと贅沢なお昼でした。

「立川談春独演会」 久しぶりに師の人情噺を堪能!

2016-10-19 14:06:41 | 日記
昨夜は、板橋区立文化会館で「立川談春独演会」でした。会場は、東武東上線「大山」駅前。年に何度か、落語会で来ます。ほとんど「小三治独演会」だと思うのですが、駅から会場までの何分か 周りは、大衆的な居酒屋が軒を並べています。残念ながら、私は下戸ですが、酒飲みだったらたまらないでしょうね。また昨夜は、そんな客席の酒飲みたちを 「いい落語聞いたから、どっかで一杯ひっかけて行こう」と思わせてくれるような落語会でした。
18時半開演。いきなり、談春師登場。「睡眠薬飲んで、ゆっくり寝たので絶好調!」という師。確かに、いつも以上に舌鋒鮮やかに、映画の撮影に明け暮れたという、この夏の日々を斬りまくります。で、1席目は「おしくら」ご案内の通り、「三人旅」の一部。宿場に泊まった江戸っ子3人組の珍道中。馬子 宿屋の婆さんとのやり取りが、大いに笑わせます。
仲入りはさんで2席目は、一転して人情噺の「人情八百屋」をしっとりと。情が他人のためにならなかった噺。困っている母子を助けたことを悔やむ八百屋に、「そんなことはない。いいことしたんだ」と言い聞かせる鳶の頭の女房がいい。まだ若いから、うまく言えないところもありながら、一生懸命、年上の八百屋に話をする。時折、伝法な口調になりながらも、真情がある。談春師 この種の女性を演じさせると上手い!
終演が9時前。聞き終えた帰り道 来た時よりにぎやかになった通りを見て「あ~あ 酒が飲めたらな~」と思った次第です。

事実を淡々と···イーストウッド監督「ハドソン川の奇跡」

2016-10-18 12:38:57 | 日記
「ハドソン川の奇跡」観てきました。丸の内ピカデリーの客席は、殆ど満員。さすがです。
2009年に起きた飛行機の奇跡的な着水成功を扱ったイーストウッド監督作品。当時の報道は、私も覚えています。偶々、私の子供の頃の友達に、日航のパイロットがいるのですが、この男が、当時「信じられない」と興奮していたのを、この映画観て思い出しました。映画のなかで何度も繰り返される着水シーン。ホント、あの衝撃で、155人の人々が、無事助かったとは信じられません。
さて、映画は、その知られざる後日談。ヒーローだった機長に、「あの判断は、間違いではなかったか」と、国家運輸安全委員会が迫ります。いや、実にコイツらが小面憎い。私など、皆助かったんだから、いいじゃないと思うんですが、そうはいかないらしい。色々シュミレーションして、機長のミスを認めさせようとします。勿論、結果は、機長の正しさが認められるのですが、その理由は、わずかに「35秒」イーストウッド監督は、96分間の、この作品で、事実を淡々と提示していくのですが、事実だけが持つなんとも言えない緊張感が漂っていました。
機長役のトム·ハンクスもさることながら、常に機長の忠実な味方·スカイルズ副機長役のアーロン·エッカートが、いい味出して、私好きでした。

秋華賞負けた~ そして凄いぞ!大谷翔平

2016-10-17 13:42:19 | 日記
G1秋華賞。今年で21回目。私、以前大荒れになった時に、大万馬券獲ったことがあるんですよね。それから、このG1は、荒れるという思い込みがあります。そんなわけで、今年も1番人気のビッシュは、切りました。
で、選んだのが先々週のG1で1番人気に乗り、悔しい思いをした福永騎乗の3番人気ヴィブロス 大正解。毎度のことですが、私、基本買うのは三連単。デムーロのジュエラーが、3着外すとは思わなかった。クビ差の1、2、4着。落ち込むなあ。今年は、ずっとツキがない。
すぐにチャンネル回してBSへ。CSの日ハム対ソフトバンク見ました。BSでCS。大して面白くないですね。失礼しました。😓
で、9回解説者の予想を裏切り、登板した大谷の凄かったこと。165キロ連発。まさに規格外。最近、滅多に野球見ませんが、日本シリーズ楽しみになってきました。