大久喜駅 ―> 金浜駅 JR営業キロ2.5Km
2018年9月16日(日曜日)
午前5時前に目が覚めた。
今日のスタート地点の駅「大久喜駅」には駅前に駐車できる場所が無い。
そこで駅前に駐車できる陸中中野駅まで行き、大久喜駅まで列車で戻ってきて歩き出すことにした。
寝ぼけまなこをこすりながら車で陸中中野駅まで行く。
途中、種差海岸で夜が明けてきた。
海沿いの町はこれが良い。
わたしの生まれ育ったところは東も西も山、山、山で太陽は山から出て山へと沈んでいく。
地平線、水平線というのはまったく見ることができない。
そんなわけで海や砂漠のように地平の果てまで見えるところに子供のころからあこがれがある。
しばらく車を停めて昇ってくる太陽をじっと見る。
陸中中野駅に車を停めて八戸行きの列車を待つ。
さほど人家の多いとことではないのに時刻になると乗客が集まってきた。
通学の生徒だけでなく通勤にも八戸線は活躍していたのである。
乗車中も窓から海を眺める。
今日も車掌さんからきっぷを買う、500円だった。
向かいの席にはクラブ活動へ行くのだろう女子高校生が座り、バッグからおにぎりを出してぱくついている。朝ごはんを食べる時間がなかったんだろうな。
大久喜駅で降りたわたしは駅のベンチに腰掛けて朝食にする。
朝食といっても昨夜スーパーで買ったパン1個と缶コーヒーだけだから数分で食べ終えてしまった。
昨日は左膝が痛くて困ったので今日はしっかりとシップを貼っている。
朝食を終えたらすぐ歩き出す。
空き缶、パンの袋のゴミは駅にゴミ箱が無かったのでディパックにしまう。
膝に負担がかかったのは海岸沿いの道がアップダウンの連続だったからだ。
地図を見ただけではわからなかった。
三陸海岸はリアス式海岸なので平らなところがほとんどない。
とくにわたしの歩いている旧道は海沿いを通っているので上り坂、下り坂の連続である。
歩き終えて思ったのは“平地がなかった”ということであった。
これが老人の膝にはつらかった。
太陽も順調に昇っていき日差しが強くなってきた。
晴れるのはうれしいが暑いのもしんどい。
海岸をではサーファーがじっと海を見つめていた。
良い波が来るのを待っているのだろうなあ。
後方からロードレース仕様の自転車がやってきた。
少ししたら今度はランナーが追い越していった。
アップダウンの多いこの道はトレーニングに最適なのだろう。
さてこのあたりから金浜駅へと向かう道になるはず。
駅への案内標識はどこにもなかったのでスマートフォンの地図アプリが頼りである。
坂を上っていくと陸橋の下に駅が見えた。
駅へはこの急な階段を下りていかなければならない。
ここも老人にはやさしくない駅である。
この駅も他の駅と同じような構造の待合室だが戸がついていた。
駅の向かい側には防雪林、ここも雪の多い土地なのだ。
2018年9月16日(日曜日)
午前5時前に目が覚めた。
今日のスタート地点の駅「大久喜駅」には駅前に駐車できる場所が無い。
そこで駅前に駐車できる陸中中野駅まで行き、大久喜駅まで列車で戻ってきて歩き出すことにした。
寝ぼけまなこをこすりながら車で陸中中野駅まで行く。
途中、種差海岸で夜が明けてきた。
海沿いの町はこれが良い。
わたしの生まれ育ったところは東も西も山、山、山で太陽は山から出て山へと沈んでいく。
地平線、水平線というのはまったく見ることができない。
そんなわけで海や砂漠のように地平の果てまで見えるところに子供のころからあこがれがある。
しばらく車を停めて昇ってくる太陽をじっと見る。
陸中中野駅に車を停めて八戸行きの列車を待つ。
さほど人家の多いとことではないのに時刻になると乗客が集まってきた。
通学の生徒だけでなく通勤にも八戸線は活躍していたのである。
乗車中も窓から海を眺める。
今日も車掌さんからきっぷを買う、500円だった。
向かいの席にはクラブ活動へ行くのだろう女子高校生が座り、バッグからおにぎりを出してぱくついている。朝ごはんを食べる時間がなかったんだろうな。
大久喜駅で降りたわたしは駅のベンチに腰掛けて朝食にする。
朝食といっても昨夜スーパーで買ったパン1個と缶コーヒーだけだから数分で食べ終えてしまった。
昨日は左膝が痛くて困ったので今日はしっかりとシップを貼っている。
朝食を終えたらすぐ歩き出す。
空き缶、パンの袋のゴミは駅にゴミ箱が無かったのでディパックにしまう。
膝に負担がかかったのは海岸沿いの道がアップダウンの連続だったからだ。
地図を見ただけではわからなかった。
三陸海岸はリアス式海岸なので平らなところがほとんどない。
とくにわたしの歩いている旧道は海沿いを通っているので上り坂、下り坂の連続である。
歩き終えて思ったのは“平地がなかった”ということであった。
これが老人の膝にはつらかった。
太陽も順調に昇っていき日差しが強くなってきた。
晴れるのはうれしいが暑いのもしんどい。
海岸をではサーファーがじっと海を見つめていた。
良い波が来るのを待っているのだろうなあ。
後方からロードレース仕様の自転車がやってきた。
少ししたら今度はランナーが追い越していった。
アップダウンの多いこの道はトレーニングに最適なのだろう。
さてこのあたりから金浜駅へと向かう道になるはず。
駅への案内標識はどこにもなかったのでスマートフォンの地図アプリが頼りである。
坂を上っていくと陸橋の下に駅が見えた。
駅へはこの急な階段を下りていかなければならない。
ここも老人にはやさしくない駅である。
この駅も他の駅と同じような構造の待合室だが戸がついていた。
駅の向かい側には防雪林、ここも雪の多い土地なのだ。