腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



2020年東京五輪・パラリンピック大会エンブレムは白紙撤回ということで一段落ついたように思えるが、事の発端はベルギーのデザイナーが自身がデザインした美術館のエンブレムと酷似しているということで使用差し止めを求めたのに始まる。

で、すったもんだの挙句、そのデザイナーさんの希望通り白紙撤回になったんだが、まだ何やら難癖つけてきているようで。

狙いは何だ?

はは~ん、金か。

銭が欲しいんだね。


バルセロナだったか、どこやらのデザイナーさんは「色使いが似ているが、オリンピックの大会エンブレムに使われて光栄」と言う方もいた。

もしベルギーのデザイナーさんが「俺のデザインとクリソツだが、めっちゃ嬉しいよ。遠い異国の空から大会の成功を祈っているよ。もし良かったら俺を開会式に招待してくれよな(笑)」とか何とか小洒落たことを言っていたら、今頃は紙袋も名刺も捨てずに済んでいたかもしれないし、佐野さんのご家族も嫌がらせを受けなかったかもしれない。

いや、どんな状況でも家族に嫌がらせはだめですよ!


東京都知事の舛添さん、エンブレムの入った紙袋や名刺を使い切ると言っていたが、翌日には破棄すると明言した。

もったいない。

“MOTTAINAI”は世界共通語。


お札やコイン、切手などのエラー品、イレギュラー品、ミスプリント品などは意外と高値が付くことがある。

名刺に高額は付かないと思うが、紙袋やポスター、のれん等はコレクターが結構な値段で買い取ってくれるかもしれない。

しかも、国が一度は認めたオリンピックの正式エンブレム関連グッズだから、世界中にマニアがいるはずだ。

で、その収入でベルギーのデザイナーさんに何某かの金銭を支払えば納得してもらえるんではないかと。

あかん?

ご検討くださいませ。


...

やっぱりあきまへんか...


では、修理品のご紹介。
こちら↓
オメガ ダイナミック Ref.5200.50 自動巻き

東大阪市在住のD様所有。
分解掃除、テンプ調整、パッキン交換、防水検査(日常)を行いました。

オメガのダイナミック。
1990年代後半から数年間製造販売され、現在は生産完了しています。
ムーブメントはETA2892-A2ベースのCal.1108。
1940年~50年代くらいのアンティークミリタリー調の文字盤が素敵。
店主好み。
D様大事にお使いくださいませ。


プレミアが付きそうなお札やコインの類はないが、新札の2000円札は数枚持っている腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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