腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨夜、晩御飯を食べた後、コソコソとゴルフ練習へ出掛けました。

練習に行ったということは、そう、次の水曜日ゴルフです。

「なんだ、最近よくゴルフに行きやがるな」とお思いでしょうが、先月末(10月28日)のコンペはイレギュラーで入ったわけでして、今度の水曜日のゴルフはいつもの仲間同士で行く月イチのゴルフ。

何だか言い訳がましいが、とにかく秋口はゴルフのハイシーズン。

本来なら毎週行きたいが、毎週行ってたら間違いなく家に入れてくれなくなる。


で、土曜日の夜だったこともあって、練習場はかなりの大混雑。

打席が空くまで20分ほど待って、ようやく打てました。




打席番号は阪神2軍監督就任を祝って掛布さんの背番号に。(たまたまです)

この日はアイアンの調子が良く、まずまず思った所に打てましたが、いかんせん、ドライバーが言う事を全く聞いてくれない。

右へ行ったり左へ行ったり...

嗚呼。

水曜日はまたいつものスコアかしら。


そんな店主のゴルフの腕前はともかく、昨日の朝刊に気になる記事が載っていた。

「ボタン電池誤飲 子どもに多発」

なるほど、携帯型のゲーム機や小型家電、おもちゃ等に広く使われているもんなぁ。

電池交換した後、古い電池をポイッとその辺に置きっ放しにしてしまって小さい子どもがそれを誤って飲み込んでしまうってケースだな。

2010年以降、5歳以下の子どもがボタン電池の誤飲や誤飲の疑いで受診した事例は157件にのぼり、そのうち23件は入院していた。
米国ではこれまで35件の死亡事故があったという情報もある。(読売新聞より)

確かに、古い電池を機械(ゲーム機や腕時計など)に入れっ放しにしておくと電池から液漏れを起こして、金属をも腐食させてしまう。

実験では、未使用のコイン型リチウムイオン電池やボタン型アルカリ電池を食道や胃を想定して塩水に浸した鶏肉に置いたら10分ほどで肉の表面が溶け始め、30分後にはただれが生じたそうな。

たった10分!?

10分で溶け始めるとなると、誤飲したら時間との勝負。

小さいお子様をお持ちの親御さんは十分ご注意願います。


で、一般の人よりも確実にボタン電池やコイン型リチウム電池を触る機会が多い時計修理屋でございますが、抜いた古い電池は定期的に専門業者に回収に来てもらってます。

古い電池↓


結構溜まってます。

ご飯にパラパラと振りかけてお茶かけてサラサラ~ッと...

アカ~ン!

古いボタン電池の処分に困っている場合は持ってきていただければ適正に処分致します。


では、修理品のご紹介。
こちら↓
パネライ ルミノールマリーナ Ref.OP6560 自動巻き

滋賀県大津市在住のI様所有。
分解掃除、テンプ調整、パッキン交換、防水検査、ブレスピン入れ、外装研磨を行いました。

デカ厚時計の先駆者とも言えるパネライのベーシックモデル、ルミノール。
大型クッションケースに広い文字盤、要所をアラビア数字にした大ぶりのインデックス...
そして一際目を引くリュウズプロテクターが無骨ながらもガッチリとリュウズをロックでき、防水時計の初心者にも扱いは簡単。
毎年驚くような新作も発表されていて、今後も注目のブランドです。
I様大事にお使いくださいませ。


年に数回だが、溜まっている電池が何の加減か分からないが“ドンパッチ”(はじけるキャンディー)のようにパチッ(時にはポン!)とはじけることがあり、音がする度にビクッと驚く腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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