田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

N将棋~毒饅頭考察

2011-04-04 18:05:21 | ヒゲの盤上の世界
先日のブログで、 “ N杯将棋で丸山九段が毒饅頭、更に皿まで食べたのか? ”
と云う説を流しました。
折角だから、では具体的にどの手に毒が盛られていたのでしょうか。
アマで判る範囲で考察してみようと。
皆様も是非、ご一緒に考えて頂きたい。

「 76歩、34歩。  26歩、84歩。  78金、32金。  25歩、85歩。
  24歩、同歩。  同飛車、86歩。  同歩、同飛車。  28飛車、76飛車!  」
さらさらと進んだ問題局面。
この後手が、76飛と横歩をパクったのが、毒饅頭の始まり。
ヒゲの記憶では、それが昔の常識(?)だったハズなのですが ・・・ 。
後手のどの手から、饅頭が毒に変わって行ったのでしょうか?

局面から、先手、22角成り、同銀。 こんなモンと思いますが。
ひょっとして、22角成りの時、後手78飛成り(詰めろ)も有りか?
つまり22角成り、78飛成り。  同銀、22銀。  77銀で、どうなってるの?
通常の横歩取りより、持ち歩がある分、先手良さそうだが。

実戦は、先手22角成り、同銀。  77桂! ここで後手は如何に?
このままだと、65角から、43角成り、同金。 22飛成りがある。
それで、丸山九段は52王。 極、自然な手に見えます。
ここ、23歩と御免なさいと謝る手。 27歩と、居直る手。
74飛車と、お好きにして下さい手。 色々ありそで、よく判らない?

・・・ 52王。  88銀、86飛車。  85歩! サア、許さんゾ、どうする?
すかさずカウンター、27歩。  同飛車に、87歩。 コレには、しょうがない、79銀。
このままだと、86の飛車に、角打ちが残っているが。
ここ、54角だとどうなる?
28飛車と下にいけば、いつでも27歩と、逃げ道を作られる。
上にいけば、33桂馬みたいに絡まれる。
しかし、丸山九段は、89角とキメにきた! ひょっとして、これがテトロドトキシンか?
糸谷五段、95角!  何と狭い所から打つ手があったのでしょう。
シマッタ (・_・) と ・・・76飛車。  86金、67角成り。  76金、同馬。
と予定変更しても、26飛車打ち! 痛えッ。
しょうがない、88歩成り。  しかし86角から、65桂馬で施しようがなくなった。

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コメント (2)
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