いざ、闘わん！

万全の態勢でお膳立てして頂いた先生方の下、ヒゲ夫婦は闘いの場に向かいました。
「　ご無事なご帰還を！　待っているからね。　」　と、笑顔で手術室に送り出したものの、
最悪な事態も覚悟の胸の内でした。

後は、なるがままよ　・・・　じっくり待つとしよう。
我が家から持参のコーヒーを飲みながら新聞を拡げていると、ポカポカ陽気な日差しを受けて、
眠気が差してきました。
破裂させないで、先生方にバトンタッチ出来た安堵感で、気が抜けてしまったようです。
自分の手術の時と違った重～い物がありましたから。

終了予定時間前に、先生の姿が　・・・
え？　願っていない開胸手術の許可を貰う為か？
「　すみません、早く終わってしまいました。　（ニッコリ）　もう、話せますよ！　」
涙をグッとこらえて、ニッコリと微笑み返しをしてしまいました。
お泊り覚悟の私でしたが、我が家のベッドで愛猫・トンと一緒に寝る事ができます。
（　ヒゲの留守の間に、私のキックを覚悟で一緒に寝るようになったのでした。　）
三途の川に臨めなかったヒゲの、第一声のブログが投稿されるのを楽しみにしていて下さい。
明日から、病院へ向かう足取りが軽くなります。

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