ミッド・ナイト・シアター

以前のブログで、アイパッドで観る映画も悪く無いと云う話を。
今度レンタルした『 天使と悪魔 』は、その見本みたいなモンでした。
映画のテーマは、“ コンクラーベ ” とか云う、カソリックの教皇を選ぶ選挙だ。
一室に、教皇候補を閉じ込めて、決着を付ける方法だそうです。
まあ、黒魔術的記憶法を使えば、さあ～、イメージして下さい ーーー
“ 熱いサウナ室に裸の候補者を集め、誰が最後まで残れるか？根比べして決めましょう” （笑）
ハイ、もう憶えられたでしょう。

撮影場所は、バチカン。歴史上、ヒゲとT先生が、余り好きになれ無い所ですが…
無神論者で大酒呑み達が、何をほざくか？と云う声もありそう。
ソレは兎も角、滅多に観る機会がないバチカン周りの建築や彫刻のシーンは、ありがたい。
スイスの衛兵が登場する辺りは、世界史の勉強みたい。
何故？バチカンにスイス衛兵が居るんだ！

場面は、突然スイス・セルンに飛ぶ。
“ 反物質 ” を抽出する工程だが。何だ、コレは？ SFでは、反物質って言葉はよく登場してるけど。
これって、先日？ここで実験があった、“ 人工・ブラックホール ” のもじりなのか。
よく出来てるもんだ。こんな危険なモノを、人類がクリエイトして良いのか？もテーマ。

物語はいよいよ枢機卿が殺され、象徴教授役トム・ハンクスが謎解きに挑む。
殺人現場は地下の暗い場面が多い。ここぞ、ヒゲが以前ブログで推薦の、
真夜中に観ましょうのシーン。コレを昼間観たら、ツヤ消し。
夜中に目が覚めて眠れない時、アイパッド片手、一人こっそり暗い部屋で
観る映画には、この天使と悪魔は最適。
特に最近、夜中にトイレに起きたら最後、目が冴えてしょうがない年輩の方。
お勧めですヨ。（笑）