田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

懐かしの学校給食

2015-02-10 16:11:23 | よもやま話・料理編
昨年、新潟県の何処かで、給食の牛乳を廃止して米飯にすると聞いた。
予算の都合もあってのことだろうが、なんて難しい選択でしょうか。
栄養優先の牛乳?
日本食志向の米飯派?

昭和30年代、熊本市の城東小学校が火事の後に再建された時、
当時としては珍しい大型調理施設も造られました。
各地に疎開(?)していた生徒は、元の場所に戻ってきました。
そして、生まれて初めての学校給食と出合ったのです。
    

特にヒゲにとっては、昼の給食時間が待ち遠しいモノでした。
その頃、母親は夜遅くまで仕事して、寝るのは朝方近く。
そんな寝不足の親を、朝食の為に叩き起こすなんて、とても出来ませんでした。
朝食抜きのヒゲの腹が減っているのは当然ですが、理由はそれだけではありません。

当時、授業で使う学用品を持ってくるのを忘れた者は、家に取りに帰る決まりでした。
絵の具を忘れた或る日のヒゲは、運動場を走って家に向かいます。
いつも、校門の所でチョット迷います。
左の道は、上通りに出るけど人も多い所。
右の道は、ガタガタの上り道。
今の伝統工芸館の横に出ると、後は下りの楽なライン。
と言っても、ヒゲは我が家に帰る訳ではありません。
帰っても、必要な文具は無いからです。
銀座通り辺りで暫く時間をつぶして、学校に戻ります。
もう、先ほどの授業は済んでる頃です。

やっと、ヒゲ待望の給食時間。
朝食抜きな上、余分なランニングまでしているから、余計に腹を空かせてます。 (笑)
先ずは、脱脂粉乳の上澄みだけすすると、甘味が腹ワタに染みます。
箸で混ぜると、表面の膜が絡みつき、底辺の茶色の部分が浮き上がります。
容器が熱くなっているから、慎重に両手で持ちましょう。
コッペパンは、やや苦手でしたが、珍しいマーガリンを塗って頂きます。
       
さあ今日は、月に一度の “ ゲイカツ ” の日。
ヒゲ達飢えた小学生には、数少ないタンパク質源。
まだかまだかと、指折り数えてソノ日を待ち望んでいるんです。
冷凍の鯨臭の残るフライにかぶりついて堪能します。

こうして、日本人の命をつないだ鯨カツ。
それを、今は止めろと言ってくる。
鯨の脂だけ取って、身は捨てていたアメ公や流刑地のオーストラリア人ずれから、
そんな野蛮な学校給食は止めなさいと。 (涙)

懐かしさついでに ・・・
   
城東小学校一年生の時か?  運動会の昼食風景。
母親の隣で、ヒゲは茹で玉子を剥いてる様な?
  
雰囲気だけは、熱心に勉強しているようだが?

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