田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ゴーストライター

2015-02-26 19:28:17 | 2人3脚チンタラ道中
先日、ベートーヴェンの合唱を聴きたくて、Uチューブを開いてみた。
CDで聴くには、ヒゲには大変な作業になり、カァちゃんに頼むしかないのです。
手元にあるiPadが、てっとり早く便利です。
選択肢は余りなく、タイトルが中国語表記の処に、“ COPY ” と云う文字が目に留まった。
「 また、中国人のコピーモノか? 」 と多少ムカつきながら、クリックしてしまった。

指揮者が台に上がり、呼吸を整えています。
知らない指揮者だが、ずいぶんベートーヴェンに似ている人だな。
次の瞬間、オーケストラ楽団の真ん中に、うずくまる様に女の子が。
そして、その子はスコアを拡げるや、あろう事か指揮を始める。
ベートーヴェン似の指揮者も、ソレに合わせる様にタクトを振り始めた。
すると、キャンドルで明かりを灯したオーケストラも演奏をスタートさせる。
ここに至って、ヒゲも気付いた。
これは、映画なんだな?

それも、新手な発想!?
つまり、聴覚を失くしたベートーヴェンの代わり、聞き耳役の女の子が、オケの進行状態を
身振り手振りで伝えると云う。
この女の子と、その動作を見逃さないとするベートーヴェンの表情が、実に面白い。
15分程の動画だったが、ぜひ本編を観たいモノだ。
映画のタイトルは、何て云うンだろう?
所で、この行為も今風に言えば、“ ゴースト・マエストロ ” なんだろうか?

フジテレビ系の “ ゴーストライター ”
人気女性作家がスランプで、アシスタントの作品を使って急場をしのぐというのだ。
しかし、どうしてもスランプから回復出来ない作家・中谷美紀は、アシスタント・水川あさみの作品を
次々に取り込み深みに落ちる。
                       
有名人やタレントあたりの出版物では、ゴーストライターが居て当たり前の時代。
ドラマでは、単純にゴーストライターは悪いと云う倫理観で染まっていません。
才能溢れたアシスタントの小説は、本人名では百部しか売れない現実。
同じ物を、人気作家の名前で出版すればミリオンダラー。
中身でなく、ペンネームで購買する日本人。
出版業界も、数を売ってなんぼの世界。
経済的には、止むを得ないところか。
昔のイタリア工房やレンブラント工房、或いは現代のマンガ工房での、ある種分業制の世界での
“ オリジナル ” とは?
どこまでをもって、規定するのか?
難しい話です。
こういう人も、居ましたね。     

さてさて、我が家もゴーストがいるんです。
一流ホテルで、豪華な記者会見でも開いてやれば、満足するでしょうか?
「 みなさぁ~ん! 今日はお詫びをしなければなりません。
  実は、ヒゲのブログには、ゴーストライターが居りまして、改めて紹介致します。
  ヒゲの片腕でありますゴーストライター、あけみカァちゃんデーす。
  ドラマの高給アシスタントと違い、無給で頑張っております。
  今日の会見後は、別席にて慰労パーティーが準備されておりますので、一緒に労ってやって下さい。
  くれぐれも、酒量では負けない様に!! (笑) 」

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コメント (4)
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