不愉快な選TAXI

ＴＶドラマで　『　素敵な選ＴＡＸＩ　』　と云う、タイムトラベル物がありました。
　　　
人生は、選択肢の連続です。
大きな岐路で間違った選択をした人は、「　あゝ、あの時！別のチョイスをしていたら　・・　」　と、
きっとホゾを噛む思いに陥るはず。
そんな時、このタクシーで、その岐路に戻ってやり直すことが出来たなら？！
そんな愉快（！）な、タイムマシン型のＴＡＸＩの物語。

さてヒゲ達世代の小さい頃、アメリカ合衆国では、激しい人種差別が行われていました。
主に、黒人に対するものです。
そして、公民権運動が起きたのです。
ＫＫＫとか、バス乗車拒否とか、キング牧師暗殺等の事件など次々と。
そんなアメリカをリアルタイムで見ていたヒゲには、信じられない事が２１世紀に起きたのです。
白人至上主義の米国で、まさかの黒人大統領が誕生するなんて！

そして、今や、そのＢ・オバマの後継者をめぐっての争いが。
どうやら民主党は、ヒラリー・クリントンらしい。
つまり、ヒゲが生きている内（！）に、アメリカ初の女性大統領を拝めることになるのか？
そうなれば、感動的だが。　　　　　
しかし、ヒゲもそうですが、米国人のヒラリー・アレルギーはどうなんだろう？
嫌われキャラと言いますか、ヒゲ的には、席を同じくして酒を飲みたいとは思わない女性の筆頭です。
じゃあ、共和党にしようと、候補者を見ると。　　
何だ、この赤ら顔のクレージー・ヤンキーは。　　　　
ウイン、ウイン、ウインの、絵に描いたような昔のグレイト・アメリカ史上主義者。
直ぐに、ピストル抜きたがる陽気なカウボーイじゃあないか。
日本もガラクタ議員ばかりだが、米国にも、ろくな人材が居ないんだなぁ。

ヒラリーか、トランプか？　　二者択一しかないなんて　・・・　。
アメリカ国民にとって、コレってえ選択肢があるのか、ないのか？
死刑囚に、「　銃殺刑と縛り首刑のどっちがイイか？　」　と、訊く様なものでしょう。
何とも、　“　不愉快な選ＴＡＸＩ　”　とは、このことかも。

そう云えば、五輪エンブレムのファイナル。
四つもの案が提示されて、いかにも国民の皆さんの選択肢がある様に振る舞われました。
これって、最初から市松模様を選ぶ為の出来レースと疑われても仕方が無い。
コレも不愉快な選タクシーか。
これなら、「　最初のパクリ物がよっぽどマシ。　」　の意見が、ローブロウみたいに痛い。　（笑）

　　　　　　　
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