田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

暴走オヤジ

2016-05-25 15:51:09 | 2人3脚チンタラ道中
最近の出来事。
カァちゃんが押す車椅子で、リハビリに向かう道のり。
代継橋通りを渡る時の押しボタン式信号機で、一時停止します。
信号が変わり、車両が停まったのを確認して、車椅子を動かすのです。
その日も、手前車線の車が停まったのを確認して、カァちゃんは車椅子を押し始めた時でした。
隣の車線に、凄いスピードのミニカーが見えました。
カァちゃんは恐怖を感じて、車椅子をバックします。
案の定、その小型車は、信号で停まる事はありませんでした。
しかも、高齢の男の運転手は、あろうことか(!)ヒゲ夫婦を睨みつけて走り去ったのです。
                             
冒頭で 『 最近の出来事 』 と書いたのは、実は微妙です。
この手動式信号交差点で、何回も同じ類(たぐい)のトラブルに遭遇しているからです。
このトラブルには、大方、3つの共通項があります。
1. ドライバーはヒゲ達世代より上の世代。
2. 運転手は男性
3. 軽自動車
外見上は、まあ、こんな感じ。
そして、大きな特徴があります。
それは、スピードが凄い(!)ことです。
もう歳なんだから、もっとゆっくり、優雅に運転を楽しめばイイのに!?
そんな常識的な視野では、この団塊の世代の人々を理解するのは難しいかもしれませんネ。
                    
そういえば、最近の交通事故で、70前後の男性ドライバー絡みの報道が繰り返されています。
そう、終戦前後に生まれた世代。
50人教室に詰め込まれ、競い合って勉強。
運動会でも、楽しむことなく競争を強いられる。
過酷な受験戦争の後、社会に出ても高度経済成長の名の元、激しい出世争い。
           
そんな社畜世代の男性には、ブレーキなんて用語はありません。
人よりちょっとでも早くの、オーモーレツ!
「 24時間闘えますか? 」 を錦の御旗に、負けてたまるか!
そんな男たちに、優雅(?)に運転する事をすゝめても ・・・
ちょっと隣の車に追い抜かれると、昔の血が騒ぎます。 (笑)
「 クソ! 」 アクセルに力が加わり、ミニカーは飛び出します。
                    
血が昇ると、見境なく競争心が煽らる世代。
ぶーんぶーんと爆走しドーン!?
又、紙面をかざることに ・・・・・
                   ~~~ つづく ~~~

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コメント (5)
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