アベマ道楽〜観戦酒

酒を楽しむ為には、努力を惜しまないヒゲ！？
一番腐心するのが、背景となるテレビ番組。
で、普通のチョイスは、血が滴るドラマや戦争映画ですね。
その次の候補は、　“　ボクシングのタイトル戦　”　。
これなら、血と汗が飛び散るリアルドラマ。
酒を美味しく飲むには、まあ文句なし。　　

ただ、ボクシング観戦しながらの酒盛りは、楽ではありません。
激しい殴り合いの時には、一瞬・一秒も目が離せられないからです。
勢い、一分間のインターバルの時に、パパッと酒・肴を口に運ぶ。
と云うことは、日本酒は不便かも？
コップ酒という手もありますが、ヒゲの美学！に障ります。（笑）
肴は、箸を使って刺し身を頂くようでは、ダウンシーンを見逃します。
だから、ボクシングの時は、球磨焼酎のお湯割と辛子蓮根の丸かじりぐらいが、
ちょうどシチュエーションに合っているかもしれません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そんな或る日、飲み仲間のMMさんからメールが。
「　マスター、観てますか？藤井聡太のアベマ対局。こちら、酒を据えて観戦中！　」
そうか、この手があったか！
聡太君の終盤戦に合わせて、酒盛りをする。
なるほど！　グッド　アイデアだ！！
将棋なら秒読みと云えど、指し手を見逃す様にことはない。
そうなれば、趣向を凝らした肴をツマミに、日本酒が進むハズだ。
ただし、ひとつハードルが。
そんな早い時間から酒盛りするのを、カァちゃんが良い顔するハズはない。
困ったちゃん？　何か良い手！はないだろうか？
　　　　　　　　　　
そう、藤井棋聖の終盤戦は、酒を煽るのにモッテコイな場面。
その緊迫感が、半端ないのです。
この　“　キンパク　”　云う語彙は、なぜか酒呑みの琴線をくすぐる。
先ず、　金箔　。　　
お次は、００７のゴールド・フィンガーの全裸金箔美女がセクシー。
すると、スコッチが欲しくなる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
或いは、発音そっくりな緊縛の美女！と言えば、昭和のSMおじさん達の垂涎の的。
当時流行った日活ロマンの縄縛りドキドキが、日本酒を煽ります！　（笑）

　　　　　
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