田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲ家の緊急事態⑥〜ベンケーシーを探せ

2021-01-22 16:33:26 | 2人3脚チンタラ道中
12/21(月) 寒空の下、ヒゲ夫婦は元の病院に向かいます。
先ずは、血液と尿検査をする。
脳梗塞の疑いありとの診断書だから、当然ですが頭部のCTも!
ノウゲ(脳外科医)の先生がやって来た。

ノウゲで思い出すのは、ヒゲ世代なら “ ベンケーシー ” でしょう。
先日は、渡辺謙主演で、日本版 “ 逃亡者 ” の新作がありましたね。
昭和30(!)年代、熊本でもやっとテレビジョンが普及し始めた頃です。
人気の番組は、やはり舶来物。
特に、メイドインUSAのドラマはもてもて。
その中でも人気双璧だったのが、 “ 逃亡者 ” と “ ベンケーシー ” 。

オリジナルの米国版トーボー者は、自分自身が追われる身なのに、
逃亡先で具合悪い人を見たら必ず治療をして助けるのがパターン。
そして、治療を終えたDジャンセンは、再び片腕の男を捜す旅に出るのでした。
自身がどんなに難儀していても、弱い者を助けると云う良識があった頃の米国の
象徴でしょう。
それに引きかえ、弱い者を平気で踏みつぶすのがトランプ政権でした。
その昔、こんな素晴らしいアメリカン・モラルがあったドラマが放送されていたのが
皮肉にも思えます。
            
脳外科のベンケーシーは、脳腫瘍と云う当時は恐ろしい病を発見します。
濃ゆい眉毛のベンケーシーが、怖い表情で難手術に挑むパターン。
今で言う、スーパー・ドクター! 黄金の腕を持つ外科医か。
内のカァちゃんは、この番組を見てノウゲになりたいと憧れたことも。 (笑)
               
やがて、CTの結果が出ます。
ヒゲはどうもない。 無罪が証明されました。
しかし、担当のノウゲ先生がやって来て言います。
「 念のため、MRIを撮りましょうか? 」 ヒゲは、凍りつきます。
直ぐにカアちゃんが遮り、この人は閉所恐怖症ですから ・・・ 。 
ヒゲは困って尋ねます。 「 あんまり時間がかかると無理ですが。 」

しかし、痛くもない腹をいつまでも探られるのはコリゴリです。
「 エエ~イ、ままよ!? 」 と、検査を受けることにします。
検査台に載せられたヒゲの頭の横に、固定用のデカい詰め物を押し込める。
頭がブレない様にとのことだ。
以前のMRIで失敗したのは、余りに長時間だった為、ヒゲの左足が痙攣し始めて
映像がパーになってしまった。
今日は、カァちゃんが電磁波機の横に付き添ってくれた。
緊急時に押すボタンを持って。
機械音がけたたましく響く中、やっと検査が終わりました。
               
やれやれと、待機室のストレッチャーに戻って横たわって居ると、結果報告が。
ヒゲの脳は、全く梗塞の痕跡もない健全さ。
とりあえず、血液検査と尿検査の結果表を貰って我が家に帰る。

     人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
         ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする