さて、藤井四冠(当時)のチェス・プロブレム大会参加のニュースが話題になった。
ずっと以前のニュースでは、将棋の羽生善治さんが外人とチェス対局するのが話題になった。
こんな風に有名人が絡まないと、日本のチェス界はスポットライトを浴びないのか?
ちょっとおもはゆい気がしますが、まぁ、そんなモンと諦めるしかないかも。
前ブログでは、米国の月刊誌に登場したchess・problemを紹介しました。
ついでと言うとナンですが、今日は日本人が創ったproblemをお見せします。
所で、将棋の世界には、詰め将棋と云う分野があります。
藤井四冠も、超が付くほどに得意としてるワールド。
その詰め将棋のほんの一分野に、『曲詰め』と云うマニアックなフィールドがあります。
詰め物で、字や形を表現したものですね。
特に昭和40年代の日本には、多くの詰め物作家が輩出していました。
天才・若島 正くん、奇才・山田修司氏など多士済々。
その中のお一人、巨匠・柏川香悦氏の『詰将棋半世紀』からの作品を紹介します。
当時の二上八段連勝を記念して、二の字を表現した曲詰めです。
刺激を受けた学生ヒゲも、チェスでこの曲詰めに挑んだ事が。
自著チェス・ノートの表紙の次ページにデザインしたものです。
chessの字の、頭のCを表現した曲詰めですね。
上梓した時代の日本では、あさま山荘立てこもり事件が起き、
またロッキード田中疑獄がうごめき始めた頃でした。
世界では、米国のBフィッシャーが、ソ連チェス界のスパスキーに挑む頃。
日本にはやがて、恐怖のオイルショックの時が訪れました。
ヒゲのプロブレムは後に、東 公平さんのご厚意で、近代将棋に載せて頂きました。
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世界選手権にしても、NHK-BSで結果が報道されていたのはカスパロフくらいまででは? 日本人が世界レベルで活躍する競技が増えたせいかも。
AIの対象がチェス→将棋→囲碁と移行し、藤井聡太出現で羽生さんのチェス活動が縮小したという逆風には、国内のレベルアップと本の増加くらいでは太刀打ちできません(笑。
Chess Noteという著作が気になります。私にもDeath Noteのパロディーで同名の話のアイデアがあります^^;
まだ(今でも?)英語に対するコンプレックスが日本人にはあったような。
これがチェスに馴染む時の障壁に。
なにしろ専門誌を読む時、ジョークひとつ理解するのは大変でした(笑)。
さても、ここだけの話!
私は密かにデスノートを盛っています?
書かれているネームは…安倍○三、竹◯平蔵、プー珍様でございます(笑)。