今も、使える言葉なんでしょうか?
昭和の昔には、『ツケ』と言う便利アイテム(?)がありました。
もう、死語の世界とは思うのですが ・・・。
昭和のサラリーマンは、ハードな残業をこなした後、ちょいと一杯飲んで
その日の仕事のウサを晴らして帰宅するのがルーティン。
所が、“ちょいと一杯のつもり”で飲み始めたら、いつの間にやらハシゴ酒~♫
当然ですが、最後の店では財布に銭が残っていません。(笑)
すると、呑み助が放言します。
「 ママ~ 今日のツケは出世払いで! 」
バー田園のママが、小さくつぶやきます。
「 ケッ、あんたなんか 出世するモンかー 」
こんな具合に昭和のツケは、マイナーなイメージが憑きまとっていました。
そんな中にもごく稀にですが、その酔っ払いが出世して給料が上がります。
そしてある日突然、ツケと更に“利息分を併せて”払ったという都市伝説も!?
唖然と、開けた口が閉じない飲み屋のママさんでしたとさ。(笑)
そして現在、この死んだはずの《ツケ》なる言葉が、妙に登場する??
特に、政治&経済がらみの番組で、解説者が使います。
例えば、年金の納付期間を長くする事に ・・・ 。
前の長期政権のソーリは、100年安心の日本の年金制度とか。
一方で、国債をびゃんびゃんばら撒く ・・・ 。
これって、今をつくろい、不都合な事は先に送りにする政権・官僚の得意技
なのか?
そんな中、先制攻撃用のミサイル装備のため、天文学的数字の予算要求。
専門家は警告する。
「 この政策は、今の問題を先延ばしにして、
後の世代に大きなツケの負担を残すことになる。 」
新聞では、「 トマホークのツケは後々の増税でカバーか?
はたまた、ばら撒き国債か? 」 と。
政権・官僚は言う。
「 大丈夫さ、そのうち日本も出世して一流国に返り咲くハズだから! 」
【バーIMF】のママは言う。
「 ケッ、労働生産性がこんな低いオワコン国家・日本が、
いまさら出世するもんか! 」
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