異次元の肥後狂句

　　　　＝＝＝　1月24日(火)の熊日新聞より　＝＝＝

　　　　　　きょうの肥後狂句　　　鳴神景勝　選　

【　いきなり　スクランブルの増ゆるこつ　　八代　廣野　】

　　　　世界各国できな臭さが漂っている。

　　　　その様子をスクランブルと表現した。

　　　　国防が大事とは理解できても

　　　　防衛費増額の一人歩きはいただけない。

【　ちゃらんぽらん　嫁がしっかり尻ぬぐい　　出水　伊藤　】

【　いきなり　隠れたパトが追うち来た　　山都　梶原　】

【　いきなり　国葬て言う得手勝手　　清水岩倉　成島　】

【　ちゃらんぽらん　的外れとるご答弁　　高平　内田　】

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　〘　熊日新聞のカルチャー講座より　〙

ヒゲは驚いた。

肥後狂句で、こんなに政治ネタが登場するのは珍しいからです。

熊本は、保守王国ですからねぇ～！？

どんな悪政（！）が施行されても、唯々諾々と従っている熊本県民と。

パカでもチョンでも、もちろん八九座さえ、自民党と言えば当選した。

　　　　　　　　　

「ぬシャ！ウチ殺すぞ」と車を蹴っても、落選することはありません。(笑)

無風選挙、無投票当選が当たり前みたいな、選挙には無関心な土地柄だった。

うち殺されても、自民党に投票するありがたい肥後ケンミン。

　　　　　　　

そんな熊本に、これほど多くの政治批判的な狂句が登場するとは・・・・。

ひょっとして、次の統一地方選では、何かが起きるのでしょうか？

県民の発奮を期待してみましょう。　😬 

　　　　

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