さてと、灰汁抜きが済んだワラビは、たっぷりあります。
せっかくだから、色々な調理法で楽しみたいヒゲ夫婦。
先ずは、ダシ醤油を絡ませて、糸ガキ(鰹節)を乗せる。
まぁ、酒飲みには悪くないけど、孫たちにウケるかは微妙?
≪ 2013年・カァちゃんの手仕事より ≫
一番無難なのが、練りゴマを使ったもの。
例えば、既製品のしゃぶしゃぶ用のタレを掛ければ簡単でしょう。
但し、この料理法では、アクが残った蕨を純粋には味わえない。
“ 練り胡麻の旨味が強すぎる ” からです。
蕨を小口切りにして、ひき割り納豆を混ぜ合わせ物も珍しい肴だけど、
絶妙な感ではない。
適当に切った蕨を、脂身の多い肉と炒めるのが、案外イケる。
≪ 2011年の物・ヒゲ好みのつの字 ≫
ヒゲが希望するのが、白酢和えですね。
念のためですが、白和えとは違います。
蕨・白滝・人参を具にするのも良い。
千鳥酢の酸味が、蕨のアクと癖を少しだけ抑えてくれるのが絶妙。
こんなのが、薩摩切子の猪口に突き出しで登場したら、ヒゲはノックダウン。
ただし、この突き出しは相手次第ですが ・・・?
下手に提供したら、「 おーい、マスター! コラいかんバイ。
こん白和えは、酸っぽう成ってネマっとるタイ。 」
へい、お後が宜しいようで~(笑)
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高校の頃ですから45年近く前にバイトしてた炉端焼きは、毎日のように鶏肉や魚を酒洗いしてましたね。
西銀座の喫茶店で定食を食べたら味噌汁がチョイ酸っぱい事がありました、懐かしい舌の記憶です。
和風以外ではワラビとベーコンのペペロンチーノが美味しいですよ。
新物のわらびで作ったペペロンチーノが
出て来たら、ヒゲは涙がチョチョぎれます。
帰りしなレジで、この釣銭はみんなシェフに、
感謝のチップと言って渡しといてと。
今は亡き?昭和の風習で御座いました。