ご機嫌のヒゲ達の隣に、やがて妙齢の女性が座った。
カウンターの角に座るヒゲは、ゆっくりしたスペースではあるが、
いかんせんネタケースは四分の一しか見えない。
まあ、しょうがないか。
カァちゃんは、大将とひとしきりネタの話をしながら、珍しい鱒を握ってもらう。
くだんの女性は燗酒を頂きながら、島崎の香露の酒造研究所の話しを大将に始めた。
地震の被害がどうだとか ・・・ 。
すると、香露のことならとカァちゃんも、その話しに乗ってしまった。
野白博士・故萱島専務の話題へと拡がり、コミック『夏子の酒』に及んで、ヒゲも参戦するハメに。(笑)
その漫画の中のワンシーンに、池袋の甲州屋酒店の“児玉光久”のエピソードがあります。
その地酒戦士・児玉さんは田園の店の恩人なんです。
彼が亡くなる少し前、酔って田園のママ(カァちゃん)に電話を掛けて来たことがありました。
結構な長話だったようです。
「 今からサウナに入り、酒を抜きます。 」 が、お別れの言葉となりました。
話しは、夏子の酒の作者・尾瀬あきら氏の事へも。
“神亀純米・発泡濁り酒”に及ぶと、今度はヒゲがしゃしゃり出た。
この酒は、料飲店泣かせの酒だと。
この発泡酒の開封係りだったヒゲは、つい昔の苦労話を吐露やみがたく。 (笑)
女性の方も、この酒をご存じで、ヒゲ達は我が意を得たとばかり場が盛り上がった。
それにしても、こんなレアな酒を識っているなんて、この人何者??
どうも、酒関係の人らしいが。
甲州屋さんの業績を称えて仲間が作ったオリジナルボトル “光久”。
前のブログの一升瓶。
そのラベルの作者の秋山巌先生と山頭火の話しが出て、平嶋酒店の事に。
田園の部屋で、ヒゲと一升瓶抱えて寝てしまったエピソードも。
平嶋さんの話が始まると、久保田の嶋工場長、菊姫の農口杜氏さんらとの思い出話に。
≪ TV出演時の濃口氏 ≫
北九州に出向いていた勉強会での縁があったのです。
その席で、尾瀬あきらさんとも盃を交えた年もありました。
古き良き時代だった頃。
酒を通じて、人と人との出会いが演出された80年代。
そんな良き時代を知るくだんの女性は、何と『 美酒の設計 』の著者・藤田 千恵子さんだったのです。
そして、又不思議なことに、その蔵の酒 “雪の茅舎”は、長男の愛飲酒。
我が家の冷蔵庫にあり、シンガーポールへ持参した酒でした。
なるほど、ヒゲ達が、トリプル・ガッーーーン★を喰らってでも、この店に導かれた訳が理解出来ました。
これは、まさに松尾神社の神様の、この店へ来る様に!のお導きだったのでしょう。
そして、この藤田さんと出会うような運命(さだめ)だったのですね。
その帰り道、アーケード街が途切れる辺りで、「 あらっ? 久しぶりネ! 」
何と熊本酒仙の会のメンバーで、田園を銘酒の専門誌に紹介したS本さんとばったり。
今日は、最後まで何という日なんでしょうか。
≪ 1988年 読売新聞社発行 ≫
≪ S本氏撮影 ≫
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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カウンターの角に座るヒゲは、ゆっくりしたスペースではあるが、
いかんせんネタケースは四分の一しか見えない。
まあ、しょうがないか。
カァちゃんは、大将とひとしきりネタの話をしながら、珍しい鱒を握ってもらう。
くだんの女性は燗酒を頂きながら、島崎の香露の酒造研究所の話しを大将に始めた。
地震の被害がどうだとか ・・・ 。
すると、香露のことならとカァちゃんも、その話しに乗ってしまった。
野白博士・故萱島専務の話題へと拡がり、コミック『夏子の酒』に及んで、ヒゲも参戦するハメに。(笑)
その漫画の中のワンシーンに、池袋の甲州屋酒店の“児玉光久”のエピソードがあります。
その地酒戦士・児玉さんは田園の店の恩人なんです。
彼が亡くなる少し前、酔って田園のママ(カァちゃん)に電話を掛けて来たことがありました。
結構な長話だったようです。
「 今からサウナに入り、酒を抜きます。 」 が、お別れの言葉となりました。
話しは、夏子の酒の作者・尾瀬あきら氏の事へも。
“神亀純米・発泡濁り酒”に及ぶと、今度はヒゲがしゃしゃり出た。
この酒は、料飲店泣かせの酒だと。
この発泡酒の開封係りだったヒゲは、つい昔の苦労話を吐露やみがたく。 (笑)
女性の方も、この酒をご存じで、ヒゲ達は我が意を得たとばかり場が盛り上がった。
それにしても、こんなレアな酒を識っているなんて、この人何者??
どうも、酒関係の人らしいが。
甲州屋さんの業績を称えて仲間が作ったオリジナルボトル “光久”。
前のブログの一升瓶。
そのラベルの作者の秋山巌先生と山頭火の話しが出て、平嶋酒店の事に。
田園の部屋で、ヒゲと一升瓶抱えて寝てしまったエピソードも。
平嶋さんの話が始まると、久保田の嶋工場長、菊姫の農口杜氏さんらとの思い出話に。
≪ TV出演時の濃口氏 ≫
北九州に出向いていた勉強会での縁があったのです。
その席で、尾瀬あきらさんとも盃を交えた年もありました。
古き良き時代だった頃。
酒を通じて、人と人との出会いが演出された80年代。
そんな良き時代を知るくだんの女性は、何と『 美酒の設計 』の著者・藤田 千恵子さんだったのです。
そして、又不思議なことに、その蔵の酒 “雪の茅舎”は、長男の愛飲酒。
我が家の冷蔵庫にあり、シンガーポールへ持参した酒でした。
なるほど、ヒゲ達が、トリプル・ガッーーーン★を喰らってでも、この店に導かれた訳が理解出来ました。
これは、まさに松尾神社の神様の、この店へ来る様に!のお導きだったのでしょう。
そして、この藤田さんと出会うような運命(さだめ)だったのですね。
その帰り道、アーケード街が途切れる辺りで、「 あらっ? 久しぶりネ! 」
何と熊本酒仙の会のメンバーで、田園を銘酒の専門誌に紹介したS本さんとばったり。
今日は、最後まで何という日なんでしょうか。
≪ 1988年 読売新聞社発行 ≫
≪ S本氏撮影 ≫
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