ヒゲの病床日誌～模写絵

　＝＝　　いつもながらの、時が経ち過ぎてしまったネタです　（１２/４）　＝＝

二回目のＭＲＩまでの、待ち時間が長い。
まぁ、しようがない、周りの景色でも眺めよう。
此処の国立病院は、油絵が多い。あちこち、たっぷりと飾ってある。

観ていて、思い出したＴＶ番組があった。
中国のある都市（？思い出せない）、其処は、模写絵を町ぐるみでやっている処です。
日本の病院にある殆んどの絵画は、この町からの製品（？）と云うナレーションが
流れました。
へーッ、そんなモノか？
じゃあ、当然この病院の絵画も、中国人の描いた複製画なんだろうなぁ？
なるほど映像では、モネやルノワールの絵が、ゴロゴロ転がっていた。　（笑）
そら恐ろしいもんだ。
モノマネ中国人には、こんな複製画などは天職みたいな仕事かもしれない。
しかし、こんなモノまで中国人に作らせて、日本の病院に飾るのって違和感がある。

こんな仕事、例えば日本の美術学校の苦学生（この言葉も、もう死語だったりして？）に、
バイトと称して、模写させたらどうなんだろう？
一定の基準を越えていたら、学校が買い上げて、病院辺りに売るとか？
コレなら、苦学生は模写で修業しながら、収入も得られる。
贋作癖が憑いたらどうするのだ？
お叱りはごもっとも。
ヒゲ的には、贋作も捨てたものではないと。
本物として、高く売りつけるのは感心しないが、代用品として愉しめばイイ。
第一、贋作造るのって、結構なスキルが必要なハズ。

エッ！　今どきの日本の学生さん、模写なんてしないッテ？
明治・大正の画学生じゃあるまいし、模写なんて必要ネーンだよ！
オリジナルしか描かねーよ。
ヒェーッ！
美大に入ったから、もうアーティスト気分か～？
ふ～ん、日本も豊かになったモンだ。
やはり模写は、盗作上手の中国人に頼むしかなないか。
もったいない。
日本は、　『　大家　』　が多すぎる？


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