田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ピアノの練習

2013-01-22 19:42:39 | 2人3脚チンタラ道中
長男が、今になって言う悔み事があります。
「 何で小さい時に、僕にピアノの練習をさせなかったの? 」
なるほど、ピアノ譜は音楽の基本だし、小さい時に演るベキ習い事とは思うんですが。
ヒゲ家では、勉強や習い事より、外で遊べ主義でした。
更に、小さい時は勉強より、体力を充実させるベク、もっぱらスイミングを。
特に、男の子ですから。
大人に成って、最後の競り合いを制するのは体力ダー!
加藤ピンさん風な思考です。
と言う訳で、習い事には余り関心なしでした。
しかし、鍵盤楽器のひとつぐらい習わせておいても良かったのかナ?

戦後間も無しの、昭和30年代。
軍人王国の熊本では、まだまだ偏見が色濃く残っていて、近所の同級生がイジメに合う光景が。
「 やーい! ヤーイ  おんなー!? 」
中○君が、ピアノを習っているとかの噂で、同級生にからかわれているのです。
その彼は現在も活躍し、ピアノ・パブを経営しています。
その頃の熊本、ギターを抱えていると “ 不良 ” 、 ピアノを弾くと “ 女(おかま) ”
と言われ、囲碁をするのは銀行員、将棋をするのはヤクザと揶揄されたものでした。
やがて、ヒゲの親父の店にもピアノがやって来ました。
当時、熊本では珍しいグランドピアノでした。
無論、店の大事な調度品。
子供のヒゲが、触れることなど許されませんでした。
                         
それからしばらくして、ヒゲも音楽に興味を持つようになります。
目の前にはピアノが ・・・ 恐る恐る手を出すと、音が鳴ります。 (笑)
人並みに、ソナチネやチェルニー等の退屈な教則本を練習したものです。
一端子供の時勉強しておいたことが、後の人生を豊かに楽しめる物への影響が大きかった。
それを考えると、長男にも機会を与えるべきだったとは、今にして思う事です。
                   
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コメント (3)
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