さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

徴用工のウソを発表した韓国人学者の言う日本の良心的な知識人

2019-08-30 | 社会・経済


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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

以前から何度か韓国・落星台(ナクソンデ)経済研究所の研究委員、李宇衍(イ・ウヨン)博士に関わるニュースをご紹介してきました

イ・ウヨン博士は、韓国の徴用工判決は、捏造された証拠に基づくもので誤りであり、さらに国際的約束を守らない韓国政府の姿勢を厳しく批判し、自らの研究結果を国連で発表した方です

徴用工は決して奴隷労働ではなく、給与も支払われ、民族的な差別はなかった、と国連で発表した韓国人学者のイ・ウヨンさんは言います

『日本の「良心的知識人」の「歪(わい)曲(きょく)された歴史観に根本的な問題がある』



さらに、

『安易に謝罪する日本人の行動は、不必要な同情心で、むしろ韓日関係を深刻化させている』

とも

この李宇衍(イ・ウヨン)博士がどんな方なのか、小平次はまるで知りません

が、おっしゃっていることには全く同感なのであります


ちょっと解釈や、感覚で異なるかもしれませんが。1980年代の始めころまで、日韓関係って、まあ、良かなかったかもしれませんが、ここ10数年位に比べれば、こんなにも反日、嫌韓、なんて感じじゃありませんでした

日本の漁船が韓国に拿捕され、漁民が殺されたりなど、不幸、かつ不当な出来事もありましたが、国同士の関係としては、互いに好意的でもなければ、今ほどいがみ合うでもなかったように思います

そういう意味では今よりずっと関係は『良好』だったかもしれません

おおっぴらに『反日』なんて感じになり始めたのは、やはり、朝日新聞の慰安婦についてのウソ記事以降、河野談話、村山談話、といった日本の『反省』とか、『お詫び』が歴代継承され始めてからのように思います

それがどんどんどんどんエスカレートして今に至っているように見えます


「良心的知識人」さんたちからすると、『ちゃんと謝っていない』って言い分になるかもしれませんが

『安易に謝罪する日本人の行動は、不必要な同情心で、むしろ韓日関係を深刻化させている』

面は否定できないように思います

で、「良心的知識人」さんってどんな人たちなんでしょ

こんな人でしょうか



こんな人ではないかもしれませんが、同じようなことを言う人たちかもしれません

『日韓関係の悪化は、歴史を直視しない日本側に責任がある!』

とか、過去のウソ交じりの日本軍の『蛮行』を宣伝し

『戦争加害国として過去の悪行を心に刻み、反省し続けなければ日韓の友好は訪れない』

という人たちもいます

それは、逆に言えば

『日本と日本人が歴史を直視し、反省し続けなければ、日本はまた戦争を起こす』

と言っているように聞こえます

で、そのようなことを言う良心的な知識人さんたちに言いたい

『大丈夫です!』



過去の歴史を直視していようがいまいが、今の日本人に『戦争したい!』なんて思っている人は、よほど特殊な思考回路を持っている人でなければいませんから

『また他国を侵略する!』

それも

『大丈夫です!』

韓国併合なんて、ほとんどの日本人が二度と御免だ、と思っているでしょうから


さて、先のイ・ウヨン博士のその後


心配していたとおり、相当な批判にさらされているようです

研究所に殴りこんできたっぽい人もいたようです

反面、落星台経済研究所の理事長、李栄薫(イ・ソンフン)ソウル大教授を中心に、イ・ウヨン博士らと共著として書かれた

『反日種族主義』

という、徴用工の強制動員や、慰安婦の強制連行による性奴隷という認識に対する反証本が10万部を超える勢いでベストセラーになっているそうです

そして、この本に影響を受けた人たちが、今度は『反・文在寅』デモを起こし、『反日デモ』と衝突してる、ってニュースもあったようです


『安易に謝罪する日本人の行動は、不必要な同情心で、むしろ韓日関係を深刻化させている』

だけでなく、韓国国内の分断にも影響が出ています

さて、どうしましょう

良心的な知識人さんたち、とその影響を受けている人たちへ


徴用工や慰安婦の強制連行があった、なかった、なんていう正反対の言い合いはずっと続いているんですが、韓国人の多くは

『戦時中、20万人もの女性がトラックに乗せられ連れ去られ性奴隷にされた』

といったことを信じているようです

強制連行があった、なかった以前に

『戦時中、20万人もの女性がトラックに乗せられ連れ去られ性奴隷にされた』

これが『ウソ』であることは間違いありません

良識的な知識人さんたちもわかっているはずです

その上で

『謝れ!』

『ずっと謝り続けろ!』

『そして金を払え!』

『払っても払っても払い続けろ!』

と、言って、人を裁き、過去を裁こうとしているんですから、いくらなんでもその根拠に『ウソ』が一つでも混じっていたらダメでしょう

良識的な知識人さんたちは、自分たちなりの立ち位置でかまいませんので、少なくとも、何が『ウソ』で、何を『問題』として

『日韓関係の悪化は、歴史を直視しない日本側に責任がある!』

と言っているのかくらいは明らかにしなくてはなりません

でなければ、イ・ウヨン博士の言うとおり、いつまでたっても

『安易に謝罪する日本人の行動は、不必要な同情心で、むしろ韓日関係を深刻化させている』

ところから抜け出せません

どこまでが本当でどこからがウソか

そういうこともわからず、ただ

『戦時中、20万人もの女性がトラックに乗せられ連れ去られ性奴隷にされた』

と信じこまされている韓国の方々も不幸です

その子々孫々も不幸です

そのような中で

『反日種族主義』

という本がベストセラーになっている

『事の良し悪し、事の善悪』

そういったこと以前に

『何が事実』で、『何がウソか』

を知ろうとする韓国の方々がいるということは非常に重要なことと思います

なぜなら、それがわからなければ、誰かを批判することはもちろん、過去を裁くなんてできるわけがないからです

いい加減日韓関係の悪化の理由、どこにあるのか気づきましょう



売国奴だとか、日本の極右から支援を受けている、等々、散々な批判にさらされている

『反日種族主義』

の著者のみなさんが言います

『日本の「良心的知識人」の「歪(わい)曲(きょく)された歴史観に根本的な問題がある』



そして、韓国国内で批判を繰り返す学者やメディアに対して、こう言っています

『感情的な批判ばかりで、私たちの論証に対し、反証をあげての反論が全くないことが、問題なのだ』








御免!

コメント (2)
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