モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

天皇杯ダービーを振り返って

2018-12-07 12:12:23 | モンテディオ山形
いつまでも引きずるのは性に合わないので(嘘つけ)、
振り返るのは今回ぐらいにしたいのですが(たぶんその後も続く)、
ダービーを目の当たりにして感じたことを少し。

まず、アウェイの洗礼。
夜、雰囲気が良すぎる(有体に言えば暗い)公園に、入場待ちのため延々と並ばせる
のは何の苦行でしょうか(笑)
もう、戦いはここから始まってるなと感じましたが、
観客には子供もいるわけで、防犯上もかなり課題があったなと。

試合は、見てのとおりだったわけですが、
贔屓目に見ても、仙台との戦術の成熟度の差は歴然でした。

YTSであれだけ具体的に指摘していた(汗)、仙台の5-3-2の両脇を狙うどころ
か、
早くて正確なパス回しに後手後手の守備。

ここは来季に向けてフォーカスしたいところ。

「パススピードと、トラップの正確さ。」
これは正直、選手の能力の問題なので、それができる選手を持ってくるしかありませ
んね。

次に、「攻撃の際のギャップづくり」
早いパスに守備陣が振り回されるとともに、選手のポジショニングが良いので、
わかっていてもサイドにフリーでボールを出されるし、選手の推進力があるので、
ほぼドフリーでクロスを上げられています。
これは、戦術で何とかなるところで、練習で身につけさせることが可能です。


「球際」、「切替え」、「セカンドボール」、「ハードワーク」。

これは、2014年にギシさんが呪文のように唱えていた言葉で、これでプレーオフを勝
ちきりました。
ですからチームには、これは植えつけられていると思いますし、
相手が疲れたダービーの後半も、これで主導権が取れて攻撃に結びつきました。

でも、それだけでは前半のような失点は防げないし、得点も増えないでしょう。
J1昇格そして定着となると、これに加えて、

「パススピード」、「トラップ」、「ギャップ」、「フリーラン」。

こうしたプレーが必要になるのではないでしょうか。
準々決勝の川崎戦、そしてダービーでは痛いほどに目に焼き付けられました。


ウチの攻撃は、確かに前線で相手を翻弄する短いパス交換ができるようにはなりまし
たが、
現状それがゴールには直結していません。
「パス交換」で終わっているのです。

そこに来年はもっとフォーカスするのか、
それともスピードとか、フリーランというところにフォーカスするのか。

J1のプレーを目の当たりにして、改めて考えさせられたところです。
コメント
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