モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

アランマーレ2019-20シーズン終了~3レグは有終の美

2020-02-12 17:05:15 | プレステージアランマーレ

少し古い話ですが、

先週土曜日の最終戦をもって、アランマーレの今シーズンが終了しました。

最終順位は、11勝10敗で5位。
個人成績では、長年君臨してきた総得点1位の地位こそ逃しましたが、
ブロックで柳沢が1位、伊藤が3位。

第3レグは、6勝1敗。負けたのは最下位浜松戦のみ。
終盤は、ブロックも含め持ち前の粘り強さが発揮されて、
しかも、ベンチ選手を含め、選手を効果的に回せるようになったので、
シーズン序盤の安定しない戦いがとても悔やまれるシーズンだったように思います。

今シーズンは、
アタッカーとして、木村、藤原、浅川、そして榎本
MBとして、柳沢、伊藤、菅原、本間
OPとして、江川、宮本

これに、来シーズンは、草島、小泉が加わることになり、
アタッカー陣はかなり層が厚くなるような気がしますね。
特に、前線の攻撃が停滞した時の江川、田村と投野、宮本の「二枚替え」で結果を出
したことは、北原監督の大きな成果だったと思います。
宮本は高さ技術はV2リーグでは頭一つ抜けていますが、体力とプレーが安定しないの
が悩み。今後はそこを江川と使い分けで乗り越えられそうな気がします。
MBも長らく攻撃の部分で課題はありましたが、伊藤が急成長して速攻でも高さも出て
いるので、来年の飛躍が楽しみです。

リベロも、細田が入ることで森の負担も減り盤石でしょう。


となると、
今後上位に行くには、やはり「セッター」かなと思います。
現状の2人もかなり経験を積んできたとは思いますが、
攻撃のアイディアやラリー中の冷静な選択という面では、残念ながら上位のチームと
は差があります。

もし、チームがさらに上位を目指すならば、ワンランク上のセッターを持ってくる
か、
コーチに大野石油の内田コーチ(パイオニアでVリーグ優勝セッター)を招聘するか(笑)
内田コーチなら、今の田村、投野を上手く育てられるような気がします(超攻撃的に
はなりますが)。

このチームが将来的にどこに着地点を求めているのかはわかりません。
(もちろん、表向きはV1リーグ昇格なのですが)
個人的には、現有戦力でも元気いっぱいのプレーを応援できることに満足してます
し、
正直、これ以上のものをチームに求めていません(すいません)。

もちろん、チームは見事に成長しています。
チーム創設期を考えれば、想像できないくらいの戦力になっています。
(あの頃は、大黒柱佐藤綾しか得点源がなかった・・・)
まさに隔世の感があります。

しかし、冷静に見ればV2というカテゴリーで戦うのが精一杯というのも間違いないと
ころ。
(今シーズンも2位から8位までは、ほぼ実力に差がありませんでした)
そこに安住するのか(良い意味で)、姫路のように、戦力を増強して成り上がりを狙
うのか。
そこをみんなで共有しないと、地方のチームというところでは、応援する側、そして
監督、選手のモチベーションにも影響がでてくるかなと思います。

そうした「チームの目指すところ」と「応援する地域の思い」みたいなものを、会社
そして地域がどう折り合いをつけていくのか。
「地域貢献」という耳ざわりの良い言葉にみんなが安心していると、いつか簡単に現
状が崩壊する恐れもあるでしょう。
企業スポーツというのは、地域の支えがないと砂上の楼閣になる可能性がありますか
ら(何度もそういうチームを見てきたので)。


それにしても、選手の皆さん、応援してきた皆さん、お疲れさまでした。
楽しいシーズンをありがとうございました。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする