公園の芝生の上を、ハクセキレイが歩きながら虫取りをしていた。
突然、ぱっと飛びつき、トンボを捕えたが、獲物が大きすぎて
なかなか飲み込めず苦労していた。
『キョキョキョ・・・』かすかに聞こえる声のする木を見上げると
アトリの小群が食事中だった。
もう少し近づくと、波状飛行を繰り返し、30羽くらいの群れが
飛び去った。
冬鳥の到来だ。
丹波地方に冬の使者、カモが帰ってきた。
11月頃まで、オスはメスに似た地味な羽色をしている。
これをギリシャ語で”エクリプス”というが、日本語で
”輝きを失う”という意味だそうだ。
これからカモの数はどんどん増えて、加古川は賑やかになる。