山登りというほどの自信はないが 爽やかな透き通った空気に誘われて友人と山に入った。 GWではあるが 平日とあって人は少ない。木漏れ日の中でさやさやと風にそよぐ新緑の木々。なんて美しい季節だろう。 「ツツドリ」が 「ポッポー ポッポッー 」と啼いている。 どこかでキツツキが 「カタカタカタ」 と木をつついている。 「アカゲラ」だろうか? いろんな鳥の鳴き声に 何の鳥か識別できないが いかにも五月の森だ。
人知れず 森の中でひっそりと「クマガイソウ」も元気にしていた
「エビネ」も
「ヤマシャクヤク」
今日は絶好のお天気になるとの予報だったが お昼を過ぎても風は冷たく 「フデリンドウ」は蕾んだままだった。年寄り二人の山行の足は限りなくゆっくり。 それでも昼過ぎ下山した足はよろよろして身動きできないほど疲れ果てたが 欲が出て 「また来たいなあ」と話しながら帰路に就いた。