今まで使っていたテレビは購入して10年ぐらいになると思う。 三菱テレビで 録画も、それをBR(ブルーレイ)にダビングすることも出来たので重宝していた。私のテレビの見方は 暇なとき(年中暇ですが)に番組表で1週間の番組に目を通し 見たいものを録画予約しておき 録画したものを見るのが日常だ。録画して残したいものはBRにダビングするのだが 1枚のBRには同じシリーズのものを集め 分野ごとに固めてある。 それらを整理し リスト作成してあるので 過去の放送はいつでもすぐに取り出すことができる。ジャンルは 山や自然に関するもの 社会問題 古い映画 健康問題 料理番組 そのほか多岐にわたる。その数は BR130枚ぐらい、番組にして2000番組ぐらいある。保存しただけで 二度と見ないだろうと思うものもあるが どれも貴重な番組だ。が、これ以上増やしたくないので 今では新しいものを保存したいときは、もう見そうにない古いものを消去して新しいものを上書きする。ハイビジョンになってから どれも映像はきれいだ。「マイトレジャー(宝物)」と言えるだろう。
そのテレビで普通には見れるのだが 録画再生機能が壊れてしまった。 長年かかって作った「私の映像ライブラリー」が見れなくなるのはあまりにも辛い。 今使っているテレビと同じような機能を持つテレビは 三菱テレビしかない。 そして、三菱電機も テレビ事業から撤退するので 量販店では新しく入荷することはないというのだ。 えぇ! BRドライバーを買えば見れるのだが 今のテレビは実に使い勝手がいい。別の電気屋さんに行っても 三菱テレビはほとんどない上に 今後新しく入荷はしないというのだ。 困ったなぁ、、、 ネットで検索するとアマゾンなどではまだあるようだが それらも売れてしまえばこの便利なテレビは手に入らなくなるのか? 今のうちに新しいものを購入しよう と決めた。 テレビを自分で自宅に設置をしたことはない。夫が電気関係の仕事をしていたのでなんでもしてくれ、私は使うだけだった、うーん、自分でセットできるかなぁ? メーカーに聞くと「アンテナをつなぐだけですから簡単ですよ。わからなかったらこちらに電話してくれたら説明しますよ」 とのこと。よーし やってみるか?
翌日 新しい40型テレビが玄関に届いた。大きいし、重い。梱包から本体と取扱説明書を取り出した。今まで使っていたテレビの裏側をよく見て配線を確認し、重いテレビをテレビ台からおろさねばならない。10年間動かすことがなかったので 台の上に敷いたガラスにピッタリくっついてびくともしない。テレビのスタンドとガラス板の間に少しづつドライバーを差し込んでやっと隙間が出来てとりはずすことができた。説明書の一つ一つ項目を追ってセットしていく。アンテナをつないで・・・ 「テレビが見れた!」 2時間近くかかった。が BSが写らない。 裏側は複雑に絡んだいろんな電気器具の配線を整理しすっきりさせようと思ったのだが その時にどうやらおかしくしてしまったらしい。どこが悪いのだろう? 地上デジタルはきれいに見れるがBSが見れない。 もう一台ある別のテレビはちゃんとBSも見れるので 外からきているアンテナの分配器までは問題ないのだろう。分配器からテレビまでは1本のアンテナ線のみ。つなぎ目が悪いのか? 諦めて電気屋さんに来てもらおうと電話したが「今日は約束があるので 時間が出来たら行きます」、とのこと。 うーん、何とかならないかなぁ? また テレビにとりつく。複雑な配線を見直すのは したことのない私にはチンプンカンプンだ。 アンテナ線の先をペンチで切りなおし、同じような線の先を見ながら周りのビニルの皮を剝いて中から銅線をむき出しそれをいくつかのねじを組み合わせて分配器につないでみるがどうしてもBSは見れない。何度も何度もやり直してこれまた1時間ほどの格闘の末、「映った!」 おおー やったじゃないか! きっと夫も「よくやったね」と褒めてくれているだろう。 電気屋さんには丁寧にお断りを入れて、
「本当に よくやったなぁ」 と自分をほめた。
私は配線他苦手ではないので余り困らないが、それでも娘の目にはもたついているように見えるらしく、私を押し退け『どいて!』と言いながらサッサと終わらせてくれる。逆にやって貰うことが増えたために自分でやろうとすると理解するのに余分に時間が掛かることが有る。やって貰うと楽だけれど、大変な思いをしたとしても自分でやるべきだと思う今日この頃だっただけに、得意分野でないにも関わらず、自分ひとりでやり遂げたなんて凄い‼️と思います。
それにしても年寄りの独り暮らしは時間が掛かっても頑張るのが一番ですね。80歳を過ぎた伯母はエアコンのトラブルもスマホの使い方も取扱説明書と延々ニラメッコをして、その殆んどを解決してます。自身がその歳になった時、同様に出来たら良いなぁと思っています。
高齢者社会の中の高齢者同志、本当に大変ですが、頑張りましょうね。たまには愚痴もこぼし合いましょ(笑)
配線工事なんて…とんでもなく
TVやオーディオ機器 PCやプリンター等
家電等も含め、繋いだり差し換えたりだけです(苦笑)
勿論被覆を剥いたり繋ぎ直したりは必要に迫られやってます。
私達の時代は何でも自分でやりましたよね。
コンセントを直したり板塀を修復したり…
今の家に立て替える前は古い家の大屋根(トタンだったような?)に昇りコールタールを塗っていました。暑いシーズンでないとコールタールがのびてくれないので、真夏の高温の日を選びタオルを額に鉢巻きして、容赦なく降り注ぐ真夏の日差しと黒光りするコールタールの照り返しとで真っ赤になりながら、1時間塗っては15分休憩…を繰り返し、臭~くてテカテカの屋根に仕上がった頃には服も顔も手も足もコールタールだらけ。
今、思えば『発ガン性が…』と言われるコールタール。何と恐ろしいことをしていたんでしょうね(苦笑)
もう今はドアのチョウバン(蝶番)の調整すらも建具屋さんにお願いする始末。何も自分ではやりませんね。少々重くて力が要ることは『いたしません!』
きゃぁ~。何て年寄りらしいんでしょ(笑)
そういえば、我が家の玄関ドアの開閉を調節する金具がどうなったのか、最後まできちんと閉まらないのです。高いところについているのでどんなふうになっているのか見ることもなく 以前リフォーム屋さんが調整してくれたことがあるのですが、その時どうしてくれたのか確認もしていません。 仕方なく ドアを引っ張って 昼間もカギをかけています。
この際 挑戦するかな? 出来るかな?