今年はとりわけ シュンランの花つきがいい。
シュンランは 日本中のどこの里山でも見られる花のはずだ。 当地でも 私たちが40年前に引っ越ししてきたころはすぐ裏山にも咲いていた。 それが今ではめったに見ること出来なくなった。 都市近郊の低山などでは 登山者などに見つかると盗掘されるからだ。私もここに越して来た時 裏山で掘って庭に植えたことがある。その頃、それがどれほどいけないことか 思い馳せることがで出来なかった。そしてその株はほとんど花をつけないままずんずん衰退していった。 ここ20年程 野草を観察するのが趣味になって 野生の花がどれほど大切なものか感じるようになった今では 花盗人に「どうか採らないでください」と切に願う。
以前、奈良県の山間部の道端でシュンランの鉢が売られていた。 プラスチックの直径15センチほどの鉢に花が7本もたっていたので 思わず買い求めてしまった。(こんな地採りの花を買う人がいるから 山から採取してくる人がいるのだ。猛反省!)それから7.8年たっただろうか? 鉢を大きくし 年々株が大きくなって なんと今年はその株から 30本も花が立ったのだ。 何がいいのかわからない。日当たりがいいのか 素鉢がいいのか こんなにたくさん花を付けたらありがたみが失せる。 そしてこんなに花を付けたら株が弱るだろうと 早々とすべて花を切ってしまった。そしてその花を塩漬けにして「蘭茶」を作ろう。 桜茶 や 蘭茶 を飲むなんて 優雅ですね。 どうぞ飲みにいらしてくださいな。
これぐらいが楚々としていいですね
大株になって30本も花を付けました
蘭茶を作りましょう
これを塩水につけて1週間待つと、、、、
あとは塩をまぶして乾燥させると出来上がり・・・・とのこと。 お楽しみに
お花も気持ちも豊かな暮らし
羨ましい限りです。
近所や少し足をのばして…と何ヵ所か花見をしてきました。桜の花はちょうどよく咲いていましたが、若い木 古木は花の数が控えめ。中年(?)の木はタワワに咲き空の色が見えない位でした。人も桜の花も高齢になると風情ある落ち着いた感じになるんですね。良く言えば…ですけど(笑)
暇なんです。「年寄りの一人暮らし」 はすることもなく あっても手抜きで 毎日を持て余しています。