3日目 5/10
今日は秋田県の鳥海山まで、100㌔ほどの行程。予報では快晴になるということでしたが なんとなく空が重苦しいお天気です。田沢湖や角館を散策しようかとも思ったが 前にも来たことがあったし カーナビがなかなかうまく合わせられなかったこともあってパスすることにした。雫石に戻ってからR48を走っていると 「刺巻」という地名にであった。 刺巻はミズバショウの群落で有名なところであることを知っていたので 国道ぞいにあるこの湿原によってみた。 ここは秋田県立自然公園の一部だそうで 広大なハンノキ林の足元に湿原が広がっている。まだ木々はほとんど葉が見えないので私には何の木かよくわからないが その林の中の湿原は広大で, 木道が縦横に敷かれている。ミズバショウが延々と続いているが 既に花は終わり 葉がやたら大きくなっている。雨がいつ落ちてきても仕方ないような空模様で訪ねる人もまばらだが 緑に染まった林をどんどん歩いていくと、ミズバショウの奥に、これまた広大にカタクリの群生が広がっていた。カタクリもすっかり花の時期は終わっていたが 他にニリンソウ ナツトウダイ シロバナエンレイソウが 今を盛りにきれいに咲いていた。季節を変えてくると また違ういろんな花に会えることだろう。
ナツトウダイ と シロバナエンレイソウ
近くの抱帰り渓谷は 豊かにコバルトブルー ともいうべき青い色をたたえていた。 紅葉の名所だということは それだけ新緑が美しいということだ。 神秘的な色の渓谷を見ながら、 回顧の滝(ミカエリノ滝)まで散策する。雨の後でもあって あたりは本当にみずみずしい。 岸壁に沿ってつけられた遊歩道は 柱状節理があちこちに見られ 岸壁をくりぬいた洞くつも続く。岩には 「ナガハシスミレ」が多い。
ナガハシスミレ とシャク
回顧の滝 と 洞窟
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