いずれもお医者さんが書いたもので 久坂部羊の「日本人の死に時」(かなり古い発行) と 近藤誠の「医者に殺されない心得47」の2冊です。
私がそこから読み取ったのは
「人生は長生きすればいい」というものではなく 人生の終末を迎えるにあたり、医療の発達でひたすら「生」を長らえるためにいろんな治療をすることは本人を苦しめるだけであり 生ある間に充実した人生を過ごし あとは召されることにあがらうことはせずに時を迎える そんな生き方をしたい ということだ。 そういう「その時」の迎え方は とても穏やかなもののようだ。
年をとってから癌になるのは 多くは老化現象といえるようだ。だから 癌になるのはごく自然のことなんだ。何歳で癌に気づいたか。それが遺伝子の変異で年若い時であり、まだ子育て中なら 何が何でも少しでも長く生きたいと 神にもすがりたくなるのは当然だが 私のように人生の終盤に来ているものは、もう病にあがらうことはせず、自然のままで 「生あるうちは日々を精一杯生きて 明日死んでもいいように今日を生きたい」 なんて、これは理想ですが これを肝に銘じて日々を過ごしたいとおもいます
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