春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

東京の水瓶、奥多摩湖! 水の階段。

2020-06-08 21:37:44 | 散歩





鎌の刃先に、少しの風、
雑草に混じった
にらの、・・香りが、
雨上がりの午前、摘む手に心地よく、
ハンドルを握って奥多摩湖まで。
駐車中は満杯、何時もなら3時頃には、空くのに、
日暮れまで、沢山の人が帰りませんでした。

東京の水瓶、多摩川の上流です。

2000年春、人口の半分以上が被災した、
アフガニスタンの大干ばつ。
400万人が飢餓状態で、
100万人が、餓死の線上に。
餓死者の多くが幼児。
空腹で無くなるのではなく、
食べ物不足に、栄養失調になり、
抵抗力を失い、汚水のを口にして、下痢症を起こし、
簡単に命を落としてしまう。

何日もかけて診療所をめざし、
たどり着いても、外来の診療所でわが子が、
胸の中で死亡。
途方にくれる母の姿に、涙が出る。
「もう診療どころではない」
人は食べ物と水があれば、
防げるものだ。
「100の診療所より一本の用水路を!」
医師であって、重機に乗った、
中村哲さん。
砂漠に緑をよみがえらせ、
用水路は、決壊した時には、村人の誰もが、
修繕できる日本式の蛇篭で作り上げた
川。
亡くなって半年が経ちました。

生きるために、
水の在るところに人は集い、
瀬音を聞いて日を送る。
安らぎの瀬音でしょうか。


















水の階段




コメント
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