春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

室町時代建築の宝庫、西明寺 ①栃木県益子町。

2021-09-04 23:42:40 | 坂東札所





金剛杵や金剛鈴、前具などの仏具
獨鈷とっこ
焼き物・益子町を見下ろす高館山の中腹に、
唐の僧・恵林が757年に建てた観音堂、
獨鈷山・西明寺に、弘法大師が訪れも、
当時の人気宗派、法相宗の僧らが、

大師の徳に嫉妬し、
岩屋に閉じ込めらるのを、
独鈷で避けたという。

👇アラカシ、シラカシ、アカガシの巨木が、
参道に森厳さを加え、
茅葺の重用文化財の楼門にさらに重厚な演出をします。



👇1489年から10年間を費やして落成した、
当時のままの唐様楼門。






👇仁王像のポッコリ出腹、
囲いが大きくて、格子が狭く、
レンズが入らず・・・う~う~!


👇楼門に並ぶように、
1538年の塔、屋根は銅板堅葺きで勾配が急、
軒の反りが強く陰影が深い、
重用文化財・西明寺三重塔。
各重の軒先の撥ね上がりが美しい。






👆観音堂に行く前に、👇閻魔堂を・・。



👇1743年の茅葺屋根には、
居た、大きい閻魔大王、左に悪童子、
柔和な顔立ちの善童子。
笑ってる大王に、なんだかよけい、
不気味さを感じる。




👇観音堂の周りには、
札所16番、水澤観音の石像が、
慈母観音像が・・・。


















👇銀杏の子供も・・・。

コメント (2)
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出流山 満願寺。栃木県栃木市。

2021-09-02 16:02:17 | 坂東札所

出流山万願寺、栃木県栃木市、
出流山標高360メートルの麓、
田んぼ道から登り始めてまもなく、
出流川の源流あたりに鬱蒼とした景色に、

真夏に粉雪が舞ったように、

建物が道の両端に見えて、
異様な世界にまいこんだ心地になります。
鍋山の石灰の粉。

徳川家康がこの石灰を、江戸城改築に使用し、
その効果に御用以外に、
諸大名に使用を禁止したという曰くのある石灰。
出流山・鍋山の石灰採掘場、
運動会でラインを引く、あの白さ。
山全体の白さは、別世界でした。

👇出流山麓、車両の終点、
道端の手打ちそばの店から👆仁王門、
1735年に建てられ、雄大な仁王像が、
不浄心を見抜く。








👆  薬師堂から本堂へ
雨がぽつり、ぽつり・・。



👇  出流山、奥の院の滝からという清水は、
静寂にこだまして・・。


















日光輪王寺を開いた勝道上人が
765年に開山されたと言われて

坂東札所17番、出流山・満願寺

👇  足利義光が1394年あたりから建てた堂宇が、
焼失したのち

1764年に建てられた満願寺大御堂、
徳川家光の保護を受けての
向拝の壮麗、龍頭の尾垂木など、
江戸時代の特色に参拝者の目を引きます。


👇奥の院鍾乳洞の礼拝堂の登り口、
満願寺の由来と東照宮の結びを知れる、
舞台造りの院があるのですが、
ここは、晴れた日に訪れることにしました。









👇  社寺、江戸時代に見られる向拝の飾り、



👇特に注目するのに、
屋根の重さを軽くするための、
三手先の組み物に龍の彫り物を、
堂宇のすべてに取り付けたという特色です。



👇本尊は千手観世音菩薩、



訪問は禁断の日々、8月16日でした。

一日の休みを獲得するために
不眠不休、満身創痍で
対戦相手をノックアウトして
得た貴重な休みは 
9月2日
頭の中はパンパラ、パラパラ
八王子は雨です

コメント (2)
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