このたび無事に、日本ソムリエ協会のソムリエ呼称の認定書とバッジが届きました。今年は2次試験からのチャレンジでしたが、呼称認定に合格することが出来ました。これで来年のJETカップに参戦することが出来ます。年甲斐もなく若者に交じっての参加になります。過去2回のトライアルでの自己の問題点はテイスティングにあります。6つのワインから、一つしか正解することが出来ませんでした。せめて3つのワインを正解が出来ればと思っています。それに克服しなければならない事は持病の本態性震振です。完全に止める方法が現在はなく、薬と上手に付き合わなくてはいけないと言われています。
ソムリエの呼称認定に関して、参考にした、某教本2011年度版のイタリア項目のあら探しをしたいと思います。ちなみに今年の内容は確認はしていません。その内容は、日本語表記の誤り13ヶ所と記述の誤りが10ヶ所ありました。
その1‐格付けの中で、地理的表示付きワイン(I.G.P.、国内法はI.G.T.)にVino da Tavolaが付けられている。EU内での規定の統一という観点から見れば、地理表示付きのワインか地理表示なしのワインの2系統に分けられている。そのように考えれば、わざわざVino da Tavola Indecazione Geografica Protettaと書かれると、どっちに分類されるのか迷ってしまいそうです。
その2-D.O.C.G.一覧の中からVino Nobile di Montepulcianoのところが、プルニョーロ・ジャンティ―レ(100%)になっていますが。正しくはプルニョーロ・ジェンティーレ(70%以上)です。
その3-新酒の中で法律上の区分のところが「ほとんどI.G.T.とV.d.T.レベル」とあるが。このレベルが誤解を生むのではないかと思います。規定ではD.O.C.G.・D.O.C.・I.G.T.にしか認められないとあります。著者の個人的見解がイタリアの新酒がVino程度の品質であると考えているようだが。個人の評価を教本の中に持ち込んでほしくはありません。
スーパー トスカーナのソライアとティニャネッロ(Tignanello)(本の中ではTignanelo)の記述も参考資料の間違いか本人の覚え違いか解らないが。
あぁ~、これ以上書くとグダグダになるので止めます。